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この日本のどこが「恥」なのか?

氏、曰く「居眠りする、一般質問をしない、説明責任を果たさない、これこそ議会軽視の最たるもの。『恥を知れ! 恥を』と声が上がってもおかしくない」と、議員らを厳しく批判している。

と懲らしめた、というニュースだった。

で居眠り、とか一般質問をしない、とかはNHK中継の「国会質疑応答中継」では当たり前の話しで、とくにそれが地方都市議会(安芸高田市)に限定した話ではないのに、と思ってみたが、なにかそこに重大な問題でも潜んでいたのかと、関連記事にあった「東国原英夫」氏の意見記事を挙げて、バランスをとってみた。

議会は「侃々諤々(かんかんがくがく)が必要、お互いチェックアンドバランスが民主主義の技法」とか、それを論評しているが、それじゃ核心を突いた解決策ではない。

で、

「石丸氏は安芸高田市の出身で、中学まで地元の学校に通い、広島県立祇園北高校に進んでいます。大学進学で選んだのが京都大学経済学部でした。卒業後には大手メガバンクの三菱UFJ銀行に就職しアナリストとして業務に従事。シニアアナリストの肩書を持ち、ニューヨークに赴任していたこともあります」(政治部記者)※中国新聞に特定される。そうした華麗なる経歴を投げうって出馬した石丸氏。辞職した前市長の“後継候補”を得票率で20%以上の大差で破り、当選を果たした。

と記事に書いてあったが、それ核心本題となんか関係でもあるかと。詳細は末尾ウイキペディア検索で調べた。

問題はその「石丸氏はその【意趣返し】であるように思われたが、直接訊いたわけでもないので断言はできない。

如何せん、政治世界は大小(国会、村議)に関わらず人間の業の闘いであるから一筋縄ではいかない。

■参考記事 自民・吉川赳議員、“18歳女性に4万円渡してホテル飲酒”疑惑に「相場が下がる」パパ活女子から怒りの声。“海老蔵の2倍”の金額もブーイングの嵐
2022年6月10日「MONEY VOICE」https://www.mag2.com/p/money/1198445
自民党所属の吉川赳衆院議員が「18歳の女子大生」を相手に“パパ活”を行っていたと女性週刊誌が報じ、大きな波紋が広がっている。報道によると吉川氏は今年の5月下旬に国会散会後の夕方から、18歳の女子大生と都内の高級焼き肉店で酒を交えた飲食を共にした後、タクシーで高級ホテルへと向かい、部屋で1時間半ほど滞在していたとのこと。(見出し冒頭記事引用)

゛それに比べたら゛~~~

「恥を知れ!」石丸伸二・安芸高田市長の「京大、メガバンク、NY赴任」華麗すぎる経歴…銀行員時代は“為替のプロ”としてコメント
2022/6/13(月) 21:14配信 SmartFLASH
人口約3万人の地方都市の議会がいま、注目を集めている。
6月10日に開かれた広島県安芸高田市の定例市議会で、安芸高田市の石丸伸二市長(39)が提出した、市議会議員の定員を現在の「16」から「8」に半減させる条例改正案が提出された。

発端は3月の定例市議会。副市長の定数を「2」から「1」に半減する、議員提案の条例改正案が可決されたことだ。石丸氏はその「意趣返し」として、議員定数半減の改正案を出したと言われている。

しかし、改正案は賛成1、反対14の反対多数で否決され、議員たちからは「実験台に使われるのはとても迷惑」などの意見が出た。

一方、石丸氏は本会議で「居眠りする、一般質問をしない、説明責任を果たさない、これこそ議会軽視の最たるもの。『恥を知れ! 恥を』と声が上がってもおかしくない」と、議員らを厳しく批判している。

2020年7月、公職選挙法違反で逮捕された河井克行元法相から現金計60万円を受け取った責任を取り、安芸高田市は前の市長が辞職。それを受けて公示された市長選に37歳で立候補したのが、石丸氏だった。

「石丸氏は安芸高田市の出身で、中学まで地元の学校に通い、広島県立祇園北高校に進んでいます。その後、大学進学で選んだのが京都大学経済学部でした。

卒業後には大手メガバンクの三菱UFJ銀行に就職し、アナリストとして業務に従事。シニアアナリストの肩書を持ち、ニューヨークに赴任していたこともあります」(政治部記者) ※中国新聞に特定される

そうした華麗なる経歴を投げうって、出馬した石丸氏。辞職した前市長の“後継候補”を得票率で20%以上の大差で破り、当選を果たした。アナリスト時代には各種メディアから“為替市場のプロ”としてコメントを求められることも多く、2018年2月には「日本経済新聞」に外国為替市場でのドル買い継続についての見通しを聞かれ、《3月のFOMC(連邦公開市場委員会)後は利上げ加速観測が弱まり、ドルは買われづらくなる》
と、コメントをしていた。
議員定数の半減の改正案を提出した際に、「年間約4500万円の費用が圧縮できる」という“見通し”を立てていた石丸氏。メガバンク出身だけあって、コスト計算についてはお手のものだったようだ。 記事引用

東国原英夫 広島・安芸高田市でメガバンク出身市長と議会の対立「もうちょっと円滑に議会改革を」2022/6/13(月) 17:08配信 スポニチアネックス
元衆院議員でタレントの東国原英夫(64)が13日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。広島県安芸高田市で市長と議会が対立している件について言及した。
番組は同市の石丸伸二市長と市議会が対立していることを紹介。石丸市長が10日に議員定数を16人から8人に半減する条例改正案を提出も採決の結果、賛成が1人、反対が14人で改正案は否決された。
石丸市長と市議会の対立は、市長が就任直後にツイッターで「居眠りをする議員」がいるなどとつぶやき対立構造が始まり、市長の提出した2人目の副市長案が3度否決されるなどしている。

宮崎県知事を務めた東国原氏は「まずですね執行部、行政側と議会の関係ですよね。必要以上に対立していると市民に不利益なんですよ。必要以上に癒着していても市民に不利益。ちょうどいいバランスの侃々諤々(かんかんがくがく)が必要。お互いチェックアンドバランスが民主主義の技法」とした。
そして議員定数の削減に関しては「(議員側が)自ら定数削減するのが理想的な形。市民の代表が市民の声をあげてこれは財政難だよね、こんなに要らないよね、じゃあ定数削減しましょうかって言ってくるのが一番いいこと。執行部から出すというのは、僕の経験上初めて」と今回、市長から提案されたことが珍しいとした。
東国原氏は例として「07年宮崎やりました。45から39議席へ。議会提案で議会の方が一生懸命、自発的にやりました」と紹介した。

だからこそ「こうやって執行部からやるのは僕はどうなのかな。このパターンでいったら多分、議会から不信任案が出ますよ。僕は出した方がいいと思ってます。出されたら市長が辞任するか議会解散なんですよ。議会解散してもう一回選挙したら市民の意見が反映されるじゃないですか。そこまでいくんじゃないかな。そうするとコスト、選挙費用がかかる。議会運営がうまくいってないと思います」と指摘した。
また、安芸高田市長は2019年の参議院広島選挙区を巡る買収事件で、河井克行元法相から現金を受け取ったとして前市長が辞職。京大経済学部卒でメガバンクで勤務経験を持つ石丸市長が後任として初当選した経緯がある。

東国原氏は「議会改革とか必死なんですよ。待ったなしでやってらっしゃると思う。そういう意図は分かる」と石丸市長の思いをくみ取った上で「議会運営を市民、市のためにやれば、もうちょっと円滑に議会改革をやられた方が良い」と助言した。 記事引用



■来歴「石丸 伸二」
(1982年(昭和57年)8月12日 - )は、日本の政治家。広島県安芸高田市長(1期)。広島県安芸高田市吉田町生まれ。安芸高田市立吉田小学校、安芸高田市立吉田中学校、広島県立祇園北高等学校、2006年京都大学経済学部卒業。2006年(平成18年)、三菱UFJ銀行に就職。2014年(平成26年)、分析・予測の専門家(アナリスト)の初代ニューヨーク駐在として赴任。2020年(令和2年)7月3日、前年の参院選広島県選挙区をめぐり、河井克行衆議院議員から現金計60万円を受け取ったことの責任をとり安芸高田市長の児玉浩が辞職。
同年7月5日、副市長の竹本峰昭が児玉の辞職に伴う市長選挙に立候補する意向を固めたことを地元新聞社が報道。
7月7日、「市長の辞職を受けて副市長が立候補を表明した」「他に立候補を表明している人はいない」と伝えるニュースを知った石丸は立候補を決断。翌7月8日に退職願を提出した。7月22日、正式に出馬表明した。対抗馬の竹本は「政治不信を招いた」と児玉を批判する一方で事務所開きに招き、出席した児玉は挨拶で「竹本は後継者ではないが『託せる人』だ」と述べた。同年8月9日に行われた市長選挙で竹本との一騎打ちを制し初当選した。※当日有権者数:23,696人 最終投票率:56.98%(前回比:pts)



画像西日本新聞 毎日新聞

毎日新聞社


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