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群雄割拠した古代都市、武漢

重厚長大アナログテクが国を支えた湖北省「武漢」

「新型コロナウイルス」最前線の武漢だか、この国の近代化は、ここから始まっている。また、我が国日本も、この国の思想体系で成り立っているといっても過言ではない。したがって、かつての「先進文化」の痕跡は、ことごとく記録に残されファイル化されていた。それらはあまりにも膨大で、この近代テク、パソコン、スマホでは容量が足りない。その一片だけ、ここに表してみよう。

その内容がNHKで放送されているので、手っ取り早くその資料を集めた。

「英雄たちの伝説 則天武皇后」

 https://www4.nhk.or.jp/P3872/ 2/19 午後9時00分~ 午後10時00分
この数年、発掘ラッシュが続く考古学界の新発見や、進む文献史料の分析から、中国史の真相を読み解いていくシリーズ。「中国」という広大な多民族国家を理解するための手がかりとは?

「暴虐」と非難された権力者の素顔に、考古学の新発見から迫るシリーズ。今回は則天武后。美貌を武器に政敵を次々と葬り、謀略で皇位を簒奪した史上唯一の女帝の素顔とは?
唐王朝で美貌を武器に皇帝を籠絡。実子を殺害し、その罪をライバルの后に着せるなど陰惨な謀略をめぐらせて史上唯一の女帝となった則天武后。「女でありながら」皇位を簒奪したと非難されてきた。ところが2013年側近の墓が発掘され、有能な女性たちを登用し政治に新風を吹き込もうとした事が明らかに。2018年には中国最古のフレスコ画が出土。西欧伝来の美術品からは、国際協調外交で王朝繁栄の礎を築いた事がわかってきた
中国王朝 英雄たちの伝説「権力者の素顔 残虐な農民皇帝・洪武帝」
残酷な権力者の謎に迫る。中国文明の大きな特徴は2千年にわたって一人の皇帝に権力を集中させる体制が続いたこと。その一人、膨大な数の知識人を虐殺した明の洪武帝とは?
「明」の開祖洪武帝は、家族が餓死した極貧の農民出身。世界にも、これほど悲惨な境遇から成り上がった権力者は少ない。彼は、無学へのコンプレックスから知識人を弾圧。10万人以上を誅殺するなどの暴虐を尽くした。ところが、彼が築いた体制が明を3百年近く続く長い王朝にしたとされる。何故?2018年発掘された長女の墓からは、酷薄さの一方で「家族」だけは大切にした実像が浮かぶ。家族の倫理と王朝の安定との関係とは?

漢(かん)は中国の王朝である。通例、前漢(紀元前206年 - 8年)と後漢(25年 - 220年)の二つの王朝(両漢)を総称して「漢王朝」と呼ばれる。 ... 長江の支流で現在の陝西省南部、秦嶺山脈の南麓に源を発し、湖北省に注いで武漢(漢口)に注ぐ漢江(漢水)をさす。現在でも支流では冬期に断流することがある。 ウイキペディア

画像 その時代と現代中国地図を合成して対比してみた。

武漢


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新型コロナウイルスの最前線の別の死亡者 2020年02月18日付
新型コロナ、自殺した職員らに帰国者から寄せられた苛烈怒号
女性セブン2020年2月20日号10:4 
 埼玉県和光市の緑豊かな一帯にある国立保健医療科学院。保健、医療、福祉に従事する職員の人材育成などを行う同科学院には、7階建ての受講生用寄宿舎がある。

 通常は研修中の地方自治体職員などが宿泊する施設だが、現在は新型コロナウイルスが猛威を振るう中国・武漢からの帰国者が、一時的に身を寄せている。2月1日午前10時15分頃、同科学院周辺に救急車のサイレンが鳴り響いた。
「ドサッという音を聞いた施設関係者が、寄宿舎近くで倒れている血だらけの男性を発見。すぐに119番通報しましたが、男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。遺書は見つかっていませんが、遺体の状況から寄宿舎の上階から飛び降りたとみられています」(全国紙社会部記者)

 死亡したのは、内閣官房の男性職員A氏(37才)。

 「警視庁から内閣官房に出向していた男性で、帰国者の滞在受け入れ要員に抜擢されていました。本人はまさか新型コロナウイルスの最前線に立つとは思っておらず、ここ数日は動揺もあり、心ここにあらず、という様子だったそうです」(前出・全国紙社会部記者)

 A氏が自殺した当時、この科学院には政府が派遣した第三便のチャーター機で1月31日に帰国した149人のうち、98人が滞在していた。

 「A氏は1月31日から施設に泊まり込み、過酷な勤務状況が続いていたようです。自殺と受け入れ業務の因果関係は不明ですが、混乱を極める現場で大きなストレスを抱えていたのは間違いないようです」(前出・全国紙社会部記者)

 帰国者のメンタルも限界に。怒号が飛び交い、恐怖さえ感じる現場だったという。
武漢からのチャーター機が帰国を始めたのは1月29日。第一便で206人が帰国して、ウイルス検査後に191人が千葉県勝浦市にある勝浦ホテル三日月に滞在した。

 「ところが部屋は140室しか用意されておらず、2人1部屋を強いられた帰国者もいた。そのうち2人に新型コロナウイルスの陽性反応が出て、『感染者と非感染者を相部屋にするなんておかしい!』と、怒鳴り声も聞こえました」(前出・全国紙社会部記者)

 制約の多さに帰国者から不満が途絶えることなく続く。

「帰国者はホテルの居室で終日過ごすよう伝えられ、部屋のカギを受け取れませんでした。“軟禁状態”といえるかもしれません。また、衣服は客室内の洗面所で洗うよう求められ、食事は弁当支給でした。こうした対応に不満を抱きクレームが噴出して、受け入れ現場は殺伐としていました。責めるほこ先は全て職員に向かってしまった」(前出・全国紙社会部記者)

 ◆「人権無視か!」

 世間の視線も厳しかった。最初のチャーター機では、思いもよらぬ「主張」をする帰国者も現れた。2人の帰国者が帰国後のウイルス検査を拒否し、強引に自宅に戻ったのだ。
 「2人は、『自分には症状がない』『早く家に帰りたい』と訴えたそう。また厚労省の職員が『ご自身のために検査を受けるべきです』と説得すると、怒り出して動画を撮影し始めた。その後、SNSなどで『彼らが自由に動くのはバイオテロだ』など役所の対応のまずさが批判されました」(前出・全国紙社会部記者)
大々的に報じられていないが、実は第二便、第三便でも軋轢が生じていた。

 「受け入れ先で、『テレビがない』と不満を言ったり、『こっそり逃げ出すぞ』と脅しのように凄む帰国者がいたそう。相部屋が不満で、『こんな狭いところに閉じ込めるな!』『人権無視か!』などの怒鳴り声もあったとか」(政府関係者)

 そんなクレームを一身に受けるのがA氏のような公務員たちだ。

 「有名国立大学を卒業し警視庁に採用された彼は、企画課と公安総務課などを経て内閣官房に。大学時代はボート部に所属したスポーツマン。
 仕事ができ出世も早かった。ただ、真面目すぎる面もあった。A氏は危機管理を担当していた関係で、帰国者対応を命じられました。仕事は“相談窓口業務”という名のクレーム処理係だったようです。

 真面目な彼は帰国者の怒りのハケ口となり、サンドバッグ状態。2日間、寝ずに相当なプレッシャーを受け続けた。急激なストレス過多と、自殺に何らかの関係があるかもしれません」(警視庁関係者)
 ※女性セブン2020年2月20日号


新型肺炎「カンボジアルート」の感染拡大に懸念 クルーズ船下船者が発症
2/18(火) 17:40 配信 
【シンガポール=森浩】新型コロナウイルスに感染した疑いのある乗客がいるとして日本などが入港を拒否したクルーズ船「ウエステルダム」をめぐり、感染確認が不十分なまま下船を認めたカンボジアの対応に批判の声が上がっている。下船者に感染が確認されたためだ。地元衛生当局は国内に残る乗客にウイルス検査を行う予定だが、既に他の乗客は世界に拡散。「カンボジアルート」での感染拡大が懸念される。

 1日に香港を出発したウエステルダムは日本やフィリピン、タイなどが受け入れを拒否したが、親中国的なフン・セン首相が「憎むべきは病気そのものではなく、蔓延(まんえん)する差別だ」として入港を許可。乗客乗員約2300人のうち、体調不良を訴えた約20人のウイルス検査の結果が陰性だったため下船が許可された。

 日本がクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」からの下船に慎重だったことに対し、カンボジアの対応を称賛する声が上がった。米国人が600人以上乗船しており、トランプ米大統領は「好意を忘れない」とツイートし、カンボジアに謝意を表明。フン・セン氏は14日、港に自ら出向き、マスクなしで握手を交わして乗客を迎えた。

 しかし、翌15日にマレーシアに移動した乗客の米国人女性(83)の感染が確認され、事態は一変した。カンボジアはマレーシアに再検査を要求したが、結果は変わらず陽性。「感染者はいない」との前提で下船を進めたカンボジアはメンツがつぶされた格好だ。

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