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hondashizumaru
ピアノを何にたとえよう
こちらのツイートが、ピアノと電子ピアノのちがいの伝え方としてすごくわかりやすくて、思わずおお!と唸ってしまいました。
生徒の保護者から
— 元呑千香子 (@ChikakoMotonomi) December 14, 2021
「電子ピアノとアコースティックピアノは何が違うのか?」
と尋ねられた際に構造から来る響き等の違い、出来ることの範囲の違いを説明するもあまり反応無し。
後日ふと思いついて「バターとマーガリンくらい違います」と言ったら妙に納得なさりアップライトを購入されました。
実際には「バターとマーガリン」のちがいが「ピアノと電子ピアノ」のちがいにばっちり当てはまっているかと言うとそうではないのですが(もちろんツイート主の方もわかってる)そんなところはどうでも良くて、その距離感が絶妙にわかりやすいんですよね。
もし僕が食品にたとえるとしたら「蟹とカニカマ」とか「苺とイチゴシロップ」かにたとえてしまっていると思います。と言うか実際に考えたときに候補にあがったんですが、それだとどうちがうのかはわかるけど、なんとなく距離感がわかりづらい気がしてやめました。
これに限らずピアノのことってなかなか想像しづらいので色々なものに例えて説明を試してみるのですが、どうしてもたとえの正確さを重視してしまいます。
でもばっちり当てはまる例えで相手がわかるのであれば、それはそもそもたとえなくてもわかるんですよね。なのでもっと本質的な部分の例えが必要なんだと気づきました。
知らない方にとっては構造がどうだからこう、と言うことよりも、なんかわからないけどずっと食べ続けるならマーガリンよりバターのほうが体に良いことはわかる、と言う部分が大事だったんだと思います。
実際にこの生徒さんが納得してピアノを買われたことが答えですね。
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