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『財務スキルーPL実践』

実際にPLを書いて理解してみよう

今回の章では説明はなく、前の章であった損益計算書を元に実際に数字を当てはめて作ってみようというのが内容になります。


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上記を元に作成をしました。

1.損益計算書作成

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❶一番上に損益計算書に従い同じ順番で表を作成していきます。

❷次に収入を計算するためにランチ・ディナー・臨時収入の順で売上を予想して入力していきます。
(さらに細分化して考えるために顧客単価・来店数・営業日の3つを考えて計算をします)

❸次に費用を計算するために変動費・固定費・特別出費の順で計算していきます。
変動費:フード・ドリンクの仕入れ→顧客の数によって入荷数を調整することができる。
固定費:顧客の数に関係なく毎月同じ金額の支払いが発生してくるモノ
特別出費:通常は発生することのない出費の事。

例)冷蔵庫や調理器具の故障や食べ物での食中毒が起こったときに発生する賠償金など

❹最後に予測を入れて作成した表に基づいて損益計算書の表に数式を当てはめていき最終的に当期純利益を計算することができます。

表に落とし込むことにより一目見てどれだけ利益が残せているかを理解できるようになります。
さらに月毎に確認することができるので、どの月に収益が出ていないかが、はっきり分かるのでキャンペーンなどの対策を考える時にも参考にすることができます。

2.まとめ

実際に損益計算書を作成してみて、ある程度Excelのスキルがあれば表の作成自体はそこまで難しいものではないと感じた。

あとは実際に数字を当てはめるだけでいいのですぐに使う事ができ、やらずになんとなくで経営をしている人に関してはすぐに導入して現状を把握するだけでもすごく改善できる事が考えられるのではないかと思う。

さらに言ってしまえばこれを頭の中で計算することができれば、そのお店がどれくらいの利益をだしているか分析をすることも可能ではないかと思う。

言葉だけ聞くと難しく聞こえるが実際はそんなに大変なものではない。

しかしこれを知らないか知っているかは大きな差になると思う。

次はもう1つの賃借対照表に関してご紹介したいと思います。



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