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iso_yui
2017年8月12日 18:40
最終回<ユウト帰宅> 電車を降りるとすでに薄暗くなっていた。ユウトが歩く振動にあわせて、右手に提げたコンビニの袋がかさかさと鳴る。一軒家の前をとおると、魚を煮ているような醤油の甘い匂い。ユウトはめずらしく、今日の夕飯は何なのだろうと思う。今頃、リカコも準備をしているはずた。 すれ違った野良猫がミャアと鳴く。ユウトは思わず袋を持ち上げて、隠すようにした。後ろから、再び、ミャアミャアと鳴き声