見出し画像

久々のお酒

こんにちは、昨日は久々にお酒をおただきました。
その名もシーサーボール!
気になる度数はなんと9%とストロングゼロと同じ度数でかなり高めです。

シーサーボールと琉球グラス

味はどぶろく特有の苦味というか独特な味と香りはなく、むしろシークワーサーのさっぱりとした香りが口いっぱいに広がってストゼロより極々いけちゃいました。
お酒はもちろん20歳になってからと思うのですが最近は18歳で成人とか言ってますね。

琉球グラス

このグラスは家族旅行の最終日に那覇空港で駆け込みで買いに行ったものなんですよね。
琉球グラスの歴史を調べたのでご紹介します。

沖縄生まれの伝統工芸品の一つとして、知名度の高い「琉球ガラス」。
鮮やかな色彩や気泡による独特な風合いは、どこか南国沖縄をイメージさせます。

沖縄県内にも琉球ガラス村をはじめたくさんの工房が存在しており、観光スポットとしても人気です。

そんな琉球ガラスは100年以上もの歴史があり、今なお愛されています。
その歴史や特徴を知ったうえで手に取れば、琉球ガラスの魅力がさらに感じられるかもしれません。

琉球ガラスが沖縄の伝統工芸品として認定されたのは、平成10年頃です。
しかしその歴史は今から100年以上も前、明治時代中期に始まったとされています。

当時、大阪や長崎からやってきたガラス職人によって製造されていました。
現在の奥武山公園や那覇市の西町近辺で作られていたそうです。

この頃は、ランプのホヤや漬物・駄菓子を入れるための瓶が主に作られていました。
ところが第二次世界大戦によって、上記のガラス工房は壊滅的被害を受けます。

第二次世界大戦を経て発展を遂げた琉球ガラス
戦後1947年頃に入ると、那覇市与儀でガラス製造が再開されるようになりました。
駐屯兵など米軍関係者を中心に、日用品・お土産としての人気が高まります。

しかし、戦時中の空襲により原材料が足りない状況に陥ってしまったのです。
そこで職人たちが目をつけたのが、米軍施設で廃棄されていたお酒やジュースの空き瓶。
この瓶を砕いて溶かし、再生ガラスを原材料にしたのでした。

当時は、まだ軍関係者が主なお客さんだったこともあり、デザインもアメリカ人好みのものが多かったようです。
戦後は、ワイングラスや花瓶を中心に製造されることになります。

平成10年、沖縄県の伝統工芸品に認定
時は流れ、1972年になると沖縄が本土復帰を果たします。
これにより客層が軍関係者から沖縄を訪れる観光客へと変わっていきました。
また、空前の沖縄観光ブームが巻き起こったのもこの頃でした。
ブームを機に琉球ガラスをはじめ、沖縄の伝統工芸品の知名度は全国区になります。

同じ製造方法でも、職人の技術や使用する原材料によって異なる味が出る琉球ガラス。
製品を通じて、職人の真心や温もりを感じられるのも琉球ガラスの魅力です。
一つひとつ手作りされるため、同じものは一つとして存在しません。
こうした伝統を守り続けてきた結果、平成10年には沖縄の伝統工芸品に認定されました。
大人の焼き物より

伝統工芸品だとは認知しておりましたがまさか100年の歴史がこのグラスにはあったとは驚きです。
なんとも感慨深いものですね。
では次に琉球グラスの特徴に迫っていきましょう!

琉球ガラスならではの特徴として、以下のようなものがあります。

ぬくもりを感じる丸みを帯びた形状
ガラスに閉じ込められた気泡
青や緑の色彩豊かなカラー
それぞれの特徴について、ご紹介していきます。
ぬくもりを感じる丸みを帯びた形状
琉球ガラスは、丸みを帯びた形状になっている点が特徴です。
ガラスなどの人工物は、基本的にクールな印象があります。
しかし一つひとつ手で作られる琉球ガラスは厚み・丸みがあり、ぬくもりを感じる形状になっているのです。

中にはあえてきれいな曲線にせず、縁を波打たせたり凸凹とさせたりしたデザインのものもあります。
そういった部分からも職人のぬくもりが感じられ、琉球ガラスの大きな特徴・魅力となっているのです。

ガラスに閉じ込められた気泡
琉球ガラスの大きな特徴は、ガラスの中に閉じ込められた気泡です。
本来、気泡があるガラス製品は不良品として扱われることがほとんど。
しかし琉球ガラスにおいては、この気泡が独特の味わいをもたらします。

この気泡は、再生ガラスを作る過程で交じることが多いです。
中には、あえて技術的に気泡を生じさせることもあります。

沖縄を象徴する青い海をイメージさせる気泡は、琉球ガラスになくてはならない要素といえるでしょう。

青や緑の色彩豊かなカラー
琉球ガラスといえば、爽やかなブルーをイメージする方も多いかもしれません。
しかし実際には、ブルーだけでも濃淡さまざまな色合いがあります。

さらにグリーン・オレンジ・パープル・ブラウンなど、その色彩はさまざまです。
ほかにも調合次第では、イエローや・レッド、ピンク、ブラックなども作れます。

どんな再生ガラスを用いるかで、仕上がりの色が異なるのも琉球ガラスの楽しさです。
最近では、着色剤を使用することも増え、より色彩豊かな琉球ガラスが作られています。
大人の焼き物より

確かに琉球グラスには独特の気泡や色、模様などがあるので納得です。
私も購入時に店員さんに同じものは二度と作れないと言われてたまげたものです。
因みにこの琉球ガラス、食洗機は使えないので手洗いで優しく洗ってくださいとの事です。
最後に材料ですが珪砂、石灰、ソーダ灰、泡切剤・着色剤等が使われているそうです。
最近はリサイクルガラスを使っている工房もあるそうですよ。
今日はここまで

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?