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ウクライナ・リビウでの生活ルーティン

今日は日曜日。どんな生活なのか興味ある人がいるのかわからないけど、たまに聞かれるから書こうと思う
戦争中の生活だけでなく、これから海外に住む人に少しでも役立てば嬉しい

起床は朝8時前後。リビルは比較的落ちついてたけど、リビウも含めウクライナの全土に2週間くらい前に大量のミサイルを撃ち込まれてからは、停電やネット環境が悪い時間なども増えた。また、最近は空襲警報で起こされることも多く、起きてまず気になるのは停電していないかどうか。停電しているとその日の仕事ができないのと、冷蔵庫の中にあるものが腐るので、すごくガッカリする。まぁ無事でいるだけよかったじゃないかなんて普通は思いそうなものだけど、自分もウクライナにいる人も含め、戦争状態が普通になってしまうと、『死ななくてよかった』とか『ミサイルが怖い』という感覚もかなり麻痺してくるもの。むしろ、怯えることにも、警戒することにももう疲れてるのだと思う。いちいち怖がったり焦ったりしてたら、多分ミサイルよりも先に過労やストレスで精神が死んでしまう。なので、日本にいる人たちからすると驚くべきことかもしれないが、戦争の最中でも意外と普通に生活している。その一部を、自分の生活から紹介していきたい

自炊はできるようになった方がいいし、多分自然と覚える

起きてまず料理。自分は今までアメリカ、イギリス、ブラジル、ジョージア、などに住んできたけど、やはり毎日外食はきつい…栄養の偏り、濃すぎる味…もう友達とたまにご飯いく以外では、基本的に外食はしない。毎日料理。だから海外に住む人は絶対料理覚えた方がいい。また、手に入る食材も日本とは違うので、和食も工夫が必要。醤油はどこでも手に入るけど、味噌は場所による。日本のような豆腐はウクライナではほとんど見ないし、納豆もない。卵はしっかり加熱調理してから食べた方がいいみたい(半生で食べたりしてるけど、変な臭いするときある)。

日本のジム代が馬鹿馬鹿しくなる

ほぼ毎日ジムに行きます。筋トレのジムと、総合格闘技のジム。たまにスカッシュやりに行ったり、友達とランニングしたり、テニスも最近始めました。日本って、無駄に高いものあるよなって思ったりするけど、ジムもその一つ。
今いるウクライナでは。2500円くらいで立派なジムに通い放題。ブラジルでは、月1500円くらいでかなり設備の整った大きなジム。物価の高さで悪名高いアメリカでも、UFCジムで60ドルくらいだったんじゃないかな。
海外いると、ジムに行く人の割合がやっぱり日本より断然に多い。
後ウクライナではたまに友人と話題になるけど、太ってる若い女の人を全然みない。いるんだろうけど、本当にみない

仕事

仕事に関しては、うまく行ってない人、これから起業したい人、学歴もお金もない人のどに、熱く語りたいことがあるので別の機会に書きます

夕方

そうこうしてるうちに夕方。今日は、雇っているウクライナ人の人に『ここ行ってみて』とお薦めされた、改造車が集まるイベントに10分くらいだけ顔を出しに行ってきた。(そう、そんなんもやってるんですよ)勘違いして欲しくないのは、みんな普通に生活してるから意外とウクライナ平気なんだね、って思うかもしれないけど、全くそんなことない。毎日人が死んで、毎日ミサイルや自爆ドローンが飛んで、毎日悲しい物語がメディアで拡散される。そんな中でも、頑張って普通に生活しようとしてるってだけ。

日本語が書いてある車も多数。昔の大黒埠頭のような雰囲気だった。
中にはなぜか群馬ナンバーの車も。

約束や時間に対する価値観の違い

このイベントの後、コーヒーに誘われてたけど、やっぱり明日にしようとの連絡をもらい、久しぶりに一人でいい感じのレストランへ行ってきた。
リスケが多いのはまぁいいとして、ばっくれやドタキャンがなんと多いことか。笑
しかもビジネスでも。これはウクライナではなく、リビルの特性らしい。そしてポーランドでビジネスしてる日本人からも、同じことをよく聞く。
自分も、仕事依頼した人が、仕事を請け負ったのに何週間も連絡を返さないとか、そのまま連絡が途絶えることなんてここでは日常茶飯事。
それゆえに、リビウではビジネスがしづらいから、人で賑わってる割に飲食業がブルーオーシャンなのかなと思った。最初はこのような人の対応にストレスを感じてたけど、これは良し悪しではなく文化の違い。もちろん約束は守って責任感はあった方がいいのだろうけど、そういう重圧があるからこそ日本は自殺率も多いのかなって感じたりもする。もし、みんながみんな一緒にだらしなくなれば、別に気にする人もいなくなるのではないか。
って思って最近は気にならなくなってきてる。ただ自分は自分のカルチャーを無くしたくはない。
少なくても、自分は約束を守ることや筋を通すことに美学を感じるから。

帰宅

帰宅して、今こうやってNOTEを書いていて夜9時半。これからピアノを少し練習して、最近始めたプログラミング(Python)の勉強をして、日記を書いて、寝る。
あんなに勉強嫌いで、努力できなくて、サボりまくりの、3日坊主を極めたような人だったのに、今こうなってるのには秘密があります。きっといろんな人の役に立つ秘密^^それもまた別の機会で

基本的には、毎日12時くらいには寝るけど、たまに仕事や勉強に集中しすぎて、やめたくなくて、朝になったりもする
けど今日はくたくたなので12時には寝ようと思う。
ウクライナでは、夜間外出禁止令がある。戦争初期の頃は、リビウでも夜9時とか
キーウやハルキフでは午後5時とか。今はリビウが数日前に23時から24時に変更されたばかり。キーウは23時かな?
みんな順守してる。もちろん店も何もやってないし、大都会がゴーストタウンになる。
たまに、リビルに着くボランティアの人を夜中に迎えに行ったりしてるけど、こんな都会から一切のライトが消え、人がいない風景は、ウォーキングデッドか何かかと思うくらい、恐ろしい風景。

就寝

これは予想つかなかったな、と思ったことが就寝に関してある。それは、6〜9月位まで日照時間が長く、夜10時でも日本の夕方のようだったりする。
だから、なかなか早寝できなくて、そのくせ朝、日が昇るのも早いから、睡眠妨害される。だから、マツコデラックスの番組で紹介されてたらしい、話題の(?)アイマスク持ってきてもらって、それ使ってます。びっくりするほど寝れます。
よかったら探して使ってみてください寝れない人は^^
それではまた

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