見出し画像

【初転職】外資系医療機器メーカーへ

新卒で入った企業から、初めての転職で外資系医療機器メーカーへ転職した流れを記載します。

  1. 新卒入社時の年収や状況

  2. 転職活動開始

  3. MRになりたい?

  4. 外資系医療機器メーカーに直接応募

  5. 転職軸を持つことは身を助く

  6. NEXT


〜新卒入社〜
職種:ルートセールス(非医療機器業界)
規模:中小企業

大学卒業後、特にやりたいことはなかったので地元・九州で働ける会社に入りました。
3年ほど働きましたが、当時の給与は以下の通りです。

月収:25万(手当等全部含む)
賞与:120万(夏冬合わせて)
年収:420万

地方大卒で、地元で働けてるのでそこまで悪くはなかったと思います。
ただ、20年程勤めてる方の年収が600万程でしたので先が見えてしまいました。40歳を超えるまで働いても、入社3年目の1.5倍程度です。出来る仕事のレベルや負うようになる責任を考えると、1.5倍ではちょっと上がり幅が寂しく感じました。
また、医療機器や薬のセールスと違って「絶対に要るわけではない謂わば贅沢品」を「使いたいと思わせる」段階からしなければいけない製品を売っていました。これは経験者じゃないと分からない"ムズカシさ"があり中々辛いものがありました。
そのような環境でしたので「絶対に使うモノ」でシェアを取り合うセールスの方が相対的に簡単だと思い始めました。

そのような背景もあり転職活動を開始しました。

とは言っても、なにをしていいのか良く分かりませんでした。
職務経歴書?なんだそれ?って感じだったのでとりあえずd○daに登録して転職エージェントに相談しました(当時はエージェントとかよく分かってないです)
今もあるかは分かりませんが職務経歴書を生成してくれるサービスがあったのでそれで職務経歴書を作りました(ちなみに今もそのwordファイルに加筆して使ってます)

そして転職の軸は「MRになる」でした。

Twitterで私の事を知ってる人からすると意外かもしれませんが、当時はMRになりたくて仕方ありませんでした。やはり大学の同期のMRは金銭面で頭一つ抜けてました。家賃補助や日当など、一般企業からするとあり得ないほどの待遇でした。そして「絶対に使う薬のシェアを奪い合う」という分かりやすい仕事のゴールを欲していました。
しかし、未経験第二新卒向けでメーカーMRの募集などほとんどありませんでした。参○製薬など数少ない募集はありましたが、入社を勝ち取るのは現実的ではありませんでした。
エージェントからはCMR(コントラクトMR)で、まずはMR資格をとって経験を積みましょう。という提案をもらいました。
しかし当時、CMRという職のイメージがあまりつかずかなり毛嫌いをしていました(今思うと完全に食わず嫌いでしたね)
その時にたまたま紹介されたのが医療機器業界でした。もちろん、MRになりたかった私はエージェントからの医療機器メーカーの紹介を悉く無視していましたが。笑
そんな中、たまたま紹介された医療機器メーカーのHPを覗いて見ると、地方中小企業に勤めていた私は超一流外資系医療機器メーカーの規模感に圧倒されました。入社して、日本の患者さんの為にモノを売りたいと思うようになりました。

その時点で目指す企業は決まったのですが、他の求職者と同じことやっても何の資格も持っていない自分が目立てない事くらいは理解しています。
ダメ元でエージェント担当者に「エージェント経由じゃなく、直接応募して良いですか?」と尋ねました。なかなか無謀だったと思います。
実際にエージェントも「多分可能性下がりますが、やりたいなら止めません」という反応。
まぁとりあえずやってみるか、とHPに採用ページがあったので頑張って応募してみました。
数日後、人事部からのTELが入り面接へと進みました。
「え?面接してもらえるの?超一流外資系メーカーが?」という感じで舞い上がりました。
一次面接は現地マネージャーと。

今回の転職軸は以下の通り

①無くてはならないモノを扱いたい(あってもなくてもいいモノではなく)
②初の医療業界なので、その分野の中で1番の企業でメンタリティや売り方、組織の作り方などを含めて学びながら成長したい
③初任地は九州内

「この軸をぶらさず、この中に入ってくる企業のみをターゲットとしていました」というスタンスで臨みました。

ありがたいことに1次を通過し最終面接へ。
当時はWEB面接はなかったので、東京まで面接にいきました。
最終面接はリージョンの営業部長と。開口一番
「直接応募なんてもう何年も見てないよ!」
との好発進。そのまま面接してすんなり終了。
帰りの空港では既に内定の連絡がありました。

直接応募したのはこの時だけですが、いくつか分かったことがありました。

・同レベルの応募者がいた場合、直接応募者の方が多少有利であるのは間違いない(採用コストが全然違います)
・大手の方が、未経験者への耐性があるので採用されやすい(研修もガッツリやります)
・転職軸を持つ事で、面接官が変わってもやりとりに一貫性が出てズレない(コレめちゃくちゃ大事)

もちろんそう簡単に使えるワザではありませんが「ここぞ!」という企業に応募する際にまたやってみようかなと思っています。

初めての転職活動は意外にもすんなりと終わりオファーがでました。
内定後のオファー条件などについては次の記事で書かせていただきます。気になる方は是非ご覧ください。

■年俸・インセンティブの提示額
■働き方について
■福利厚生について
■その後、転職するようになるきっかけ

のラインナップでご紹介していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?