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アニメ『のんのんびより のんすとっぷ』(3期)9話感想〜こまりでいず!〜

部屋でくつろいでいた越谷小鞠は、妹の夏海からデパートに誘われますが、乗り気ではない様子。
「ひとりで留守番をするとおばけが出る」と夏海に言われますが、小鞠は「おばけなんて作り話だし、昼には出ない」とムキになって否定します。
留守番中、小鞠はお腹が減ったので台所にお菓子を取りに行きました。すると突然、背後で小さな物音がします。焦った小鞠が視線を向けると、そこには…。
スタッフ 脚本:上座 梟 コンテ:二瓶勇一 演出:稲葉友紀 作画監督:松本 弘、小幡公春、冨樫彩菜、平田かほる、松下純子、池津寿恵
総作画監督:古川英樹

Aパート〈住〉

今回の舞台は秋。しかしまだ柿が熟すほど深まってはいない、そういう何でもない日々の話だ。

「んー」「わたしはいいやぁ」
ここがいい!かわいい!このリアリティっていうか、間延びした感じがサイコー!小鞠とこんな声でおしゃべりできる生活がしたい。

今回は夏海がかわいい。流石はあやねると言うべきか。それに応えてぷりぷりムキになるこまちゃんさいかわーーー!俺もこまおこされたい。
あと夏海のタイトスカート?姿は初か?

ぞいこまかわ〜〜〜〜〜〜
俺も夏海以上に小鞠の心を占めたいもんだ。

イタチにビビこま。ここでれんちょんとこのみの会話がきっかけで余計に幽霊イタチの恐怖を抱かせる。面白い。

いくら身体が小さいからってそんな小さな網で捕まえられるのか??

しかしこのイタチというチョイスがなかなか。小さいながらもすっくと立ち、すばしっこいイタチの特性が小鞠の敵として最適だ。

「このままじゃ夏海にわらわれる!」
この普段より少し高くて早口なセリフがよい。

ふぐぅっ
この髪のふわっとした広がり具合がサイコーね

2期最終話のあのアングルからの「ふぇ…」
そっと抱き起こしてイタチを上書きしたい。

わらしじゃないもん!するこまちゃんの「わらし」が子供のことだと気づけた知性に感心した。そして今日も夏海はこまいじりするプロである。

のんびり

Bパート〈衣〉

夏海の言う通りめっちゃ変な顔してる。
今回多いカクカクムーブといい8話で作画リソースを使い果たしたのだろうか?
遠近法やデフォルメ顔のせいか小鞠より夏海の方がひとまわり以上大きく見える。

小鞠のこの服もかわいい。無難であるがゆえの生活感、安逸さがとても愛おしい。
しかし頭の穴のないセーターだろうが作り切ったこと自体がすごいと思う。いつもデジタル機器を使うこと以外だとマジで手を動かすことが出来ない自分にくらべるとこまちゃんは後輩のために物をつくったからすごいのだ。すき。

ほたるんは流石東京人だっただけあって、なかなかよいファッションセンスをしてらっしゃる。
(そしてあの紙袋よ笑)

うーんこの美少女
あの世界の中ではこまちゃんよりほたるんのが美人なんだろうな〜〜
実際原作の欄外コラムネタとかそれを証明してるよね。お見合い写真のくだりは呪術廻戦の「村のおばあちゃんがお赤飯を〜」に通ずる闇を感じないでもないのだけどね笑

情けない姿を晒したところを夏海に助けられる小鞠。こうやって姉としての威厳は日々損なわれていく(もう底ついたかもしらんけど)のだが本人はそれに気づかない。でも威厳なんかよりこうやって助け合える姉妹関係の方がいいよね。

怒涛の夏海ちゃんごまかしラッシュは実にかわいらしい。こうやって母に挑み日々敗北を積み重ね磨かれたスキルがほたるん相手に炸裂する。
あと小鞠のデフォルメ目がすき。今回は多様だ。

肝心なところでちゃんと見栄を張らずに話を切り出せるこまちゃんは賢明ガール。見栄を張らずに話を切り出す(そして関係性をつなぐ)ことの大切さはCパートでも8話でもばけーしょんでも繰り返しストーリーを以て説かれている。

https://note.com/2678_88_89_91/n/n99b11a03e07b

お礼ちゃんと言える仲なのがとてもよい。そして(メタ的にはオチのためとはいえ)照れずにねぇちゃんを助けるのがウチの役目よと言い切れる夏海。
こまボイスがかわいい。

Cパート〈食〉

秋桜の咲く頃に薄いピンクのカーディガンを着てのんびりした日常の空気の玉座たる居間でゆっくり口を開き「今日の晩御飯、私が作ろうか」と言う小鞠。
ハイ完璧です。尊こまポイント999ですね。
服装が完璧場所が完璧季節が完璧居間が完璧間が完璧かわいさ完璧小鞠の存在そのものが完璧。
もうね、このピンクのカーディガンの小鞠と平穏な結婚生活を送れたならもう何も望まないよ。
結婚はゴールなんかじゃない、多様な関係性に囲まれ生計を一にしてのんびりのどかな毎日を送ることが我々の目標なのだ。
そのことを我々はのんのんびよりの〈理〉のくだり(前話感想記事参照)で学んだはずである。

小鞠の手料理を食べられるという絶好の機会を嫌がる夏海ら(にいちゃんも警戒してる!)の反応で一気にいつもののんのんびより のパターンに引き戻される。しかしスタッフが一瞬でも魅せてくれた混じり気なしのこのとうとこまタイムを俺は決して忘れはしない。

あとホントにどうでもいいけど夏海の読んでる雑誌は月刊コミックアライブで表紙はでぃーフラグだろう。あの分厚さはジャンプだけ読んでる身としてへ鬱陶しいレベルだし、のんのんびよりが載っているかと思えば触手モノのエロ漫画があったりと落差が激しくとてもじゃないがこの雑誌を購読しようとは思えなかった。

ちょっとやそっとの失敗じゃへこたれないこまちゃんえらいぞ!かわいい!ただしメシ抜きは嫌だな…

この髪がはさぁってなるのが大好き!
ちょいおここまちゃんかわいい!!!!
ありがとうなっつん!

ニコニコのコメントだと「奥さんの腰つき」というのが秀逸だった。確かにそうだ。若くてちっちゃい奥さんとの痴話喧嘩の姿が容易に想起される。
ちょっとしたことでムキになってちょっと言い合ってでもすぐ仲直り。夏海のように小鞠を受け止められたらどれだけよいかと思わずにいられない。

かわいい。ムキになってるところとか。

そしてそれに呆れる夏海。なんか自分の人生に既視感のある展開だな(もちろん呆れられる側として)。

歩きこまかわいい。奥さんみたい。俺の家で歩いて欲しすぎる。このちっちゃさが愛おしい。

車輪の再発明して喜んでいるのもかわいい。特にこの顔とか。でも車輪の再発明できる頭があれば人生そうこまることもないはずなのだ。こまちゃんの未来は明るい。

ちゃんと自分の過ちにきづけるこまちゃんがかわいい。でもならどうしてあのお弁当回につながったのだろうか???
あと「ええ!」て慌てふためいているとこもかわいいのんな〜〜

この親子いいよね……髪の色全然違うけどさ……
特にこの身長差とか。きっとこまちゃんが追い越す日は来ないのだろうけど、それでもいつか並び立てる日は来るはずだ。そして人間、物事をちゃんと頼めるスキルが大事なのだろう。

はい肉じゃがカレー完成!俺も食べてみたい!
というか作ってみたいな〜〜!!
そしておかわりを要求する夏海もかわいい!
かわいい!!
(あれ?越谷パパは?)

今回はこまちゃんとの結婚生活を幻視してしまうほどの神回でございました(敬語)。その余韻に浸るためあえて10話以降は見ていない。
今回のキーワードは「衣食住」だろう。
こまかわ〜〜〜〜結婚して〜〜〜〜

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