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【第34回】ドラゴンクエスト メモリーズ〜積み重ねし思い出達〜

「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」が8月2日に公開される。

正直言ってめちゃめちゃ楽しみだ。ドラゴンクエストシリーズがそもそも幼い頃から大好きだし、その中でも名作と名高い「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を原作としているのならば期待値は上がらざるを得ない。派生作品を除けばドラクエ本編の映画化が初というのだからワクワクが止まらずに公開日を指折り数えて待っている。

ドラゴンクエストとは言わずもがな国民的RPGのことだ。まさしく日本のRPGはドラクエがあったから築かれたジャンルと言っても過言ではない。ドラクエがなければファイナルファンタジーもポケモンも誕生しなかったことになる。

それまでのRPGはウィザードリーといった海外製のものしか存在しなかったわけなので、まさしくRPG、いやゲーム業界の分岐点的作品と呼べる作品なのだ。

僕に関してだけれども同年代と比べてもドラクエはプレイしている方だと思う。生まれた時点で「ドラゴンクエストⅥ 幻の大地」まで発売されていたし物心ついてからプレイするようなタイトルはドラクエⅧからだろう。周りの友達もDSで発売された「ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人」しか遊んだことがないという人ばかりだ。ちなみに僕はドラクエⅨはやったことがない。

僕のドラクエ歴としてⅠ〜Ⅷはすべてクリアしている。Ⅸ以降はプレイしていないのでなんとか遊ばねばなあと思ってはいるものの触手が伸びていない。やらないと。

こんなに僕が昔のドラクエを遊んでいるのは母親の影響を受けているからだ。母はゲームをほとんどしないのだけれどもドラクエだけは昔から好きでよく遊んでいた。

小学校の低学年頃まではゲームを禁止されていたので「人には禁止しておいて自分はやるんかい」と思いながらも横で母のプレイする姿を見ているのは内容がよくわからないながらも好きだったように思う。

今、僕がゲーム実況を見るのが好きなのは結局の所そういった経験から来ているのかもしれない。

そんな昔から触れてきたドラクエだがRPGはある程度お約束がわかっていないと攻略が難しいジャンルでもある。なにより昔のタイトルは攻略が難しい。おかげで初めて自力でドラクエをクリアしたのは小学5年生になってからのことだった。

そのタイトルは「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…」のゲームボーイカラーリメイク作だったと思う。かつて社会現象を巻き起こしたというあのドラクエⅢだ。母の持ち物であるこのソフトをこっそりと借り、こそこそと隠れながらプレイしていたという思い出深いソフトでもある。弟と協力しストーリーを進めるのは僕、レベルを上げるのは弟という役割分担でかなりのめり込んだのだ。

21世紀に入っていたのにも関わらず下の世界でアリアハンが登場したときには心底驚いた。親がプレイしていたあの初代やⅡと世界がつながっているとは思わなかったからだ。ネット環境が家になかったことで新鮮でドラクエⅢ発売当時にプレイしていた子どもたちと同じ衝撃を味わえたのは幸運だったように思う。

そこからは少しづつ時間をかけてドラクエを楽しんでいった。なんならクリアに100時間かかると言われている「ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士達」は大学生になってやっとクリアできたタイトルでもある。

ちなみに僕が一番好きなタイトルはドラクエⅥだ。夢の世界と現実世界を行ったり来たりしながら強大な敵に挑んでいく世界観が好きだった。最後のバーバラとの別れのシーンは涙が止まらない。

同じストーリーでもきっとドラクエの思い出はひとそれぞれ。今後もドラゴンクエストの物語は人々を魅了し続けていくだろう。

ナンバリングタイトルはⅠ〜Ⅷまでスマホで配信されているので遊んだことない人は、ぜひプレイしてみてほしい。

ぜひドラゴンクエストⅤを堪能してユア・ストーリーを見に行こう。嫁はもちろんのことビアンカだ。

すでにあるあるになっているけれども、ビアンカかフローラ選ぶ結婚イベントであえてルドマンに話しかけたのは僕だけじゃないはず。

「なんと この私が 好きと申すか!?そ それはいかん! もう1度 考えてみなさい。」

最後まで読んでくださり、ありがとうございました! ご支援いただいたお金はエッセイのネタ集めのための費用か、僕自身の生活費に充てさせていただきます。