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本物になれない / OLTER EGO


日常的に無力で現実逃避的な行動ばかりしている。その一方で、自分の見栄張りな一面からくる他者へ向けた自己像に偽りの功績が飾られていく。
そんな今の虚飾的で口先だけの自分に耐えられない。
本物になれない。

『OLTER EGO』より

添付画像はスマホゲーム『OLTER EGO』でのいわゆる "プレイヤー(自分)が抱える悩み" を実際にキーボードで入力するといった場面で私が書いたものである。
 このゲームは自分探しや心理分析といったテーマでストーリーが展開していく作品である。また大きな特徴としてエンディングが分岐するといったものがあり、「スーパーエゴエンド」、「イドエンド」、「トゥルーエンド」の三つがある。内容を大雑把に説明すれば、順番に【規範を重視するエンド】,【衝動性を重視するエンド】,【どちらにも偏らず、自然体であろうとするハッピーエンド】といった風に分けられていて、最後のハッピーエンドは前の2つをどちらもクリアしないと通れないルートとなっている。
 最近このゲームを全クリした身として感想と言えるかは分からないが、何かしら少し書いてみようと思う。

このゲームに興味を持ったきっかけ

 私は小学5年生の頃から“自分が何者であるのか”について興味があった。もっと正しく言えば、自分の在り方に迷っていただけかもしれない。学校や塾にも行かなくなり、別居している父親とも会わなくなった私の人生の分岐点とも呼べるそんな時期。そこで私はネットに転がっている性格診断諸共を試し尽すなどしていた。

16personalitiesの当時のスクショ


そこで今、このような性格類型論の界隈を通じて見つけたゲームがこの『OLTER EGO』だった。良い意味でテンションが低いBGMも、殺風景なデザインもとても好みだった。

そして、なんと言ってもこのゲームのメインテーマである「自分探し」は私だけでなく心理学や性格類型論に造詣が深い者達に共通する目的であり、漏れなく色んな人々が興味を持って遊んでいるのだろう。勿論、それ以外の方でもこのゲームは是非オススメしたい。

纏まりがなくて滅茶苦茶な文章になってしまいましたが、読了ありがとうございます。それでは、おやすみなさい。

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