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自分の罪悪感が拭われ、ゆるされた話

私は中学2年生のときに、国籍差別をしていました。

Youtubeで、ある国やその国民に対して誹謗中傷をする動画を漁り、自分もそのコメント欄にレイシスト的なコメントを書き込んでいました。


私が差別主義者になってからあまり時が経たない時期に、いつものようにYoutubeで国籍差別を行なう動画を漁っていると、あるショッキングな動画に出会いました。

それは、街頭で若い女性の方が、「OO人は全員ぶっ殺しましょう」と大量殺人予告をしている動画でした。
まるで、自分自身を鏡に映して見たような気分になりました。


そこで私は、自分がしていたことの重大さと愚かさに気づき、「私は差別をしていた」と深い後悔を残しました。
それからは、罪悪感に苛まれ、このことを思い出す度にどんよりして、暗い気持ちになることが続きました。

私と同じく国籍差別を行なっている人と、SNSや日常生活で頻繁に会い、寂しい気持ちになったりしていました。


高校に入学するときも、私はこの罪悪感を引きずって行きました。

高校1年生のはじめの頃には、クラスメイト同士で、「君って日本人みたいな顔してないよね。」と話題に上がった男の子がいました。

話の流れで私が、「どこの国の人なの~?」と聞くと、男の子は目を反らしながら、「OO国」と。
私が以前、国籍差別をしていた国の血筋を持った方でした。

私は察して、「自分はあなたに敵意を持ってないよ」という意思表示で敢えて彼に甘えたりしました。
それは、自分がやってきたことの罪滅ぼし的な面もあったのだと思います。


その後に私は信仰を持ち、この罪についても悔い改めて、あまりこの罪を思い出さない日々が続きました。

今週には、私が参加している祈祷会で、
「私が、国籍差別をした罪をお赦しください。」
「この罪の罪悪感について、どうぞ拭い去ってください。」とお祈りを捧げました。

そして明くる日の午前中、私は何気なく説教を見始め、その内容は
「神様は、あなたの罪を全て赦されている。」
「あなたの後悔の重荷は全てイエス・キリストが背負ってくださった。」
というものでした。

ある病院の受診者と入院患者に対して、
「この病気やこの怪我を負ったのは、あのことの罰かもしれない。」と考えたことはありますか?というアンケートが行なわれたそうです。

70%の方が、自分が入院しているわけは、自分が犯した罰のためかもしれないと思ったことがあると回答したそうです。

誰でも後悔という大きな重荷を負っています。
イエス様は、その罪を赦してくださる、愛の神様です。
主は私たちを罪から救う、救いの神様です。
私は彼の口から、「あなたの罪は赦された」と、その言葉を聞くことができて、平安な気持ちでいることができました。

それは今日を生きる、幾千人の方々が待ち望んでいる言葉でもあります。

自分が犯した過ちや後悔の念は、全て主が負ってくださいました。
私たちは、彼が流した血を信じて、主に従いましょう。


「鹿児島出身の母の後悔、神はあなたの罪を赦しておられる理由」という説教です。
過ちに苛まれ、罪の赦しを求めている人達に最高の説教でした。


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