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流されて、流されて、気がつけばここにいるのです。
子供の時から外国に憧れが強かった。
と今は思う。
2000年から外国暮らしが始まり、
最大で2年、それ以上は滞在できない運命を持っている。
アメリカ、ニューヨーク
バングラデシュ、ダッカ
インド、デリー
アメリカはほぼ現実逃避のため、カッコつけたかった。
バングラデシュは望まなかったのに、そこに住むことになった。
インドもバングラ同様、仕事で行かされた。
今は日本に住んでいる。
コロナ渦になって、簡単に海外には行けなくなった。
あまり良い印象のない南アジアでさえ行きたくなった。
飛行機に乗りすぎて、いつかは落ちるのかもしれないと怯えた日々はもう来ない。
最近は半径100メートルの生活になってしまった。
それでも生きている、生きていく、
粛々と、淡々と、みんなで力を合わせて。
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