自分を愛したい。
一週間、いや、一か月お疲れさまでした。覚悟はしてたけど、やっぱり授業が始まったら全部そっちに持っていかれてしまって。気力も体力も。時間も余裕も。やりたいこと、やるべきことがなんにもできずに一か月が過ぎようとしてます。とりあえず、息も絶え絶え、這う這うの体でここに戻ってきたの。面白いことは何もないけどね。とりあえず、この一か月の報告。久しぶりにお酒も飲んでるから、昔の歌を聴きながら。
いや。やっぱり、一か月の報告とかどうでもいいや。
今、何が欲しいのか。この先何を目指していくのか、どうなりたいのかを考えよう。そう、ちょっと前から何とか人生を逃げ切ろうと、このままで、なんとか格好がついてるままで終わりたいと、そんなことばかり考えてた。いやいやいや、いやいやいやいや、そうは問屋が卸さんよ。
何かを夢見てないと死んだも同然だ。そう、ここ最近死んでた。死にかけてた。静かに死というゴールにソフトランディングすることだけ考えてた。まだ、青春時代に思い描いていたように飛べてないでしょ?両手を広げて自由に自分の世界を飛んでないでしょ。このまま終わるわけにはいかないんだよ。このまま大人になって、分かったような顔をして、歪んだ冷笑を浮かべたまま棺桶に入るわけにはいかないんだよ。かわいそうだ。自分が。せっかく、この人格で、この人として生まれてきたのに。自分で自分を蔑んで。
大人になるってことはさ、形を整えていくことだって分かってるけど、何かを諦めて現実的なことに資源を集中していくことだって分かってるけど。それは、自分を、「私自身」を諦めることではない。より「賢く」なったその頭で、その感覚で、新しく目標を設定することであるはずだ。新しい夢を見ることであるはずだ。
そうだ。だから、今、何が欲しいのか。何が手に入れば自分を愛せるのか。。。
そうか。。。自分を愛するのに何か条件が必要だったんだなあ。たぶん、たぶん、僕がかなわないなあって思ってるあの人たちは、たぶん、自分を愛するのに条件なんかないんだと思う。そこは無条件なんだと思う。生きる上の大前提なんだと思う。だから、夢が自分を愛することだなんて悲しいじゃないか。。。そこから抜け出せない限り彼らとは同じ言葉で話すことさえできないんだよ。
いやいやいや、違うって。逆だって。自己愛から抜け出せてないのがお前なんだって。彼らは、自分を愛してるとかどうかとか考えてもないんだって。そうだよ。考える必要もないほど当たり前なんだって。
自分で自分を愛せていない時点で、愛するのに条件が必要な時点でやっぱり何かしらの精神的な問題があるんだと思う。う~ん、これは専門家に相談かもなあ。実際に困ってるから。愛したい。肯定したい。自分の生を。自分がこの世界に生きているということを。ずっと、ずっと危うい。自分の存在自体が。努力するのをやめてしまうと、何か他人に評価される活動をやめてしまうと、もう存在してはいけないのではないかという怖さがある。こう書いていて、それが当たり前だと思えていることも怖い。そして、それを他人にも求めていることに気付く。最も守ってやらなきゃいけない自分の子どもにも求めていることにも気付く。気付いてまた自己嫌悪に陥る。
ふん。それでいいんだ。自分を愛することができるようになる。それが目標だ。それが、自分のゴールだ。夢だ。それでいいんじゃないか。そこにはたぶんたどり着かないだろう。死ぬまで、死んでも自分は愛せないだろう。だから、生きていけるんだろう。絶対にたどり着けないゴールに向かって生きていく。みんなそうなんでしょ?
はい。ありがとう。酒に酔って、自分に酔って楽しかったね。で、現実的な目標ですよ。自分を愛すとかどうでもいいんだよ。無条件に自分を愛してる人とか、「ヤバイ」奴でしょ。そんなの。ねえ?現実的な目標、欲しいもの。そうね。とりあえず、愛されたい。できるだけ多くの人に。ははは、なんだそれ。でも、その感覚は、教師として大事なんじゃないかと思う。僕が好きな先生はみんなさびしい人だったよ。
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