見出し画像

第0期256timesを振り返ってみて

3ヶ月間かけて開講していた256timesですが、本日で終了するので振り返りをしておきたいと思います。

■ 3ヶ月間で何をしたか?

この3ヶ月で行ったことは以下のとおりです。試行錯誤しつつでしたが、いろいろやりましたねぇ...。

・課題選考(1/1から14日間)
・キックオフ&懇親会(1/16)
・5年後のプロフィールサイトを作ろう(1/16-1/30)
・オリジナルアプリ20%&説明動画作成(1/30-2/12)
・オフ会&懇親会(2/13)
・オリジナルアプリ80%&他の人のコードを解読(2/13-2/26)
・オリジナルアプリ100%&JavaScript基礎錬50問(2/27-3/12)
・オフ会&懇親会(3/13)
・イベント準備&JavaScript基礎錬(3/13-3/26)
・イベント準備&UI基礎錬(3/27-4/9)
・イベント準備&ITに関する雑談(4/10-4/17)
・発表会イベント(4/17)

■ 今回の256timesで良かったこと

たくさんの良いことがあったのですがざざっとダイジェスト形式で。

・まず一番良かったのはメンバーにとって勉強仲間ができたことです。わりと厳しい課題を出していたのですが、励ましあえる仲間がいることで続けられた人も多かったのではないでしょうか。期間中に開放していた渋谷のイベントスペースで自習会が開かれたり、Discord上でオンラインもくもく会が突発的に始まったり、他のひとのコードにツッコミを入れてみたり...。3ヶ月という期間で密なコミュニケーションが取れたのはとても良かったです。

↑ 突然はじまるオンラインもくもく会。音声チャネルを開いて一緒に参加することができます。

・次に良かったのが基礎錬ですね。「コピペすればなんとかできる」から脱却するにはどうしたらいいだろうか...?とずっと考えていたのですが、(ドットインストールの動画だけでは不十分で)しつこいコードレビューによる基礎力の向上が一番効果的でした。プログラミングの特徴に「正解は絶対1つではない」というものがありますが、基礎錬のレビューではそのあたりを意識していました。「あぁ、こういう書き方もできるのか!」と発見してもらうことによって知識の深掘りがしてもらえたのではないかと思います。

↑ しつこいコードレビューの例。大変でしたが、どこをわかっていないかを把握できたので、効果的な指導ができたと思います。

・Discordによる毎週の朝会もメンバー間のコミュニケーションを保つのに効果的でした。なんだかんだと毎日チャットはしていますが、やはり声を聞くと距離がぐっと近くなりますよね。朝6時からなので眠くてしょうがないのですが汗、「最近うまくいっていること」しばりで話すので、終わった後に前向きな気分にもなれて良かったです。

・メンバーがテックトークをしはじめたことも大きな成果です。「はてなブックマークやQiitaを見るようになりました」「話題のアプリをダウンロードしてとりあえず使ってみました」「この記事を見て試してみたけどすごかったです」などなど...。256timesをきっかけに、テクノロジーに関心を持ってくれるようになったのはとても嬉しいですね。お互い初心者から始まっているので「これを知らないなんて...恥ずかしいことじゃないだろうか?」と気後れすることなく「これってどう?」と気軽に会話がはじまっているのも良い傾向でした。

・あとはやはり実生活への影響でしょうか。256timesは転職や就職を目指しているわけではないですが、昨今の仕事にはテクノロジーの話題が欠かせません。「今日も社内のエンジニアと話をすることができました」「今までスルーしていた設定ファイルが読めるようになって感動しました!」「こういう機能はこうやって実装するのかな、という道筋がちょっとだけ見えるようになりました」などなど...。リアルな生活のなかでこうした変化が起きてきたのは喜ばしいことですよね。

■ 次回、試してみたいこと

今回の256timesでは良いこともたくさんありましたが、試行錯誤しながらの運営だったので、次回に向けての反省点も多々ありました。第1期生では次のようなことも検討してみたいと思っています。

・まずはスクールの基本方針ですね...。当初は「オリジナルアプリを作る」を目標にしていましたが、基礎力がない状態だと「そもそも何ができるかわからない...」となりがちです。それよりもまずは基礎力をガツンと鍛えた方が、応用力や発想力に良い影響があることがわかりました。次回はそうした反省も踏まえて、基礎力向上を第一の目的にしたいところです。

↑ JavaScriptの基礎力があがったことで他の分野への興味も湧いてきたようです。

・次に期間の短縮です。今回は試行錯誤しながらだったのですが、その経験を踏まえて厳選した課題だけ出せば、短期間で成果が出せるのではないかと思っています。

・あとは課題選考ですね。「課題の回答方式が面倒」「落選メールがこない」「質問の意図がわからない」といった厳しい声をたくさんいただきました...。次回はこのあたりも改善していく予定です。

以上、ざっと3ヶ月間の活動を振り返ってみました。第1期生の募集は近日中に行う予定なのでもうしばらくお待ち下さい。→ 募集開始しました!

■ 追記: 参加メンバーのnote



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?