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子どもにとってのゲームという存在

親にとっては

ゲームの存在って、

かなり悩ましいですよね!

放っておいたら、

延々やっている。

でも、

もはやゲームの存在を

否定する事は、

現実的ではないですし、

気をつけないと、

子どもとの信頼関係も

危うくしてしまうほどです。

時代が全くこれまでと違うのです。

ゲームの内容自体も、

これまで一人でひたすら画面に向かって

していたり、

せいぜい集まった数人が

同時に楽しむ程度だったのが、

今や一つのゲームの世界に、

世界中から人が集まって、

同時にコミュニケーションを取りながら、

楽しめる様になっています。

ある種の共同体の様になっています。

ゲームを全くさせないお考えの方も居るとは思いますが、

その方が昔よりもリスクが大きくなっている様に思えます。

子どもは共通の興味によって、

繋がり、

仲間意識を強めます。

それは今はゲームが中心なのです。

ゲームを否定する場合、

それに変わるものを用意する必要があります。

その子どもが夢中になって取り組めて楽しめるものです。

ゲームと同じくらい、夢中になって楽しめるものを探すのは、

容易ではないかもしれません。

また、

それには誰かと一緒にという、

社会性や他者とのコミュニケーションを含むものが理想ですが、

あれこれ合うものを探して、試してみる必要があるかもしれません。

子どもが好奇心が旺盛なタイプだと、割と簡単に見つかるかもしれませんが。

ゲームのやり過ぎは確かに気になります。

なので、

幼児期から小学生の頃くらいまでは、

出来るだけ、大人が管理出来る様にしておく事です。

ゲームの内容や遊ぶ時間ですね。

それには、

ゲーム中毒についての研修などでよく言われますが、

ゲームやスマホは、

子ども専用の物は与えず、

あくまでも親のものを貸し出すという前提にしたり、

ルールを決めてから始めるという事が有効です。

闇雲に与えてしまうと、

本当に中毒になりかねません。

ゲーム自体が、

常に展開があり、

次に進みたくなる仕掛けがされていますので、

ハマるのは当然です。

子どもは悪くありません。

ルールを決めない方が悪いのです。

ルールを明確に決めないで始めると、

親が無理矢理辞めさせることになり、

子どもとの信頼関係が壊れる可能性さえあります。

なので、

ルールを破ると、次の日は出来ないなどのペナルティを与える事も有効だと思います。

また、どうしても長時間してしまうという事でしたら、ゲームを全くさせない場合と同じように、他に楽しく興味が持てるものを用意して、相対的にゲームをする時間を減らすという方法もあります。

あと、

幼い間は出来るだけ大人と一緒にゲームをするようにする事はとても大切です。

それによって、

たとえ残酷なシーンや内容があっても、

かわいそうだね!

とか、

怖いね!

などと言って、

その場面に正しい意味づけをしてあげる事が出来ます。

よく言われる、

現実とゲームの世界が、

ごっちゃにならないためです。

このようなことは、

普段から子どもとの時間が、

一定持てていると、

話しておく事が出来ますので、

わざわざゲームを一緒にして

意味づけをする必要はありません。

でも、ゲームをしながらだと、

実際の場面が出て来るので、伝えやすいと思います。

親と一緒にゲームをする中で、

会話をしながら、

助け合ったり、

楽しさや悔しさ、悲しさなど感情を共有する事も出来ます。

なかなか現実世界で用意するのは難しい世界観で、

楽しくそういう経験が積めます。

これらのことを考えますと、

個人的には今の時代、

動画を見る事も同じくですが、

ゲームの存在を肯定的に認めてしまって、

子どもと一緒に親も楽しむ事で、

有効活用することの方が、

合理的ではないかと思います。

遊asobu☆

※発達の特性のあるお子さんについては、ゲームにハマりやすい事がありますので、特に注意が必要です。ルールを視覚化する事やタイマーを使う、ルールを守れたら別のご褒美が貰えるみたいな事も同時にすると、管理しやすくなるかもしれません。


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