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留学中に思ったこと

お久しぶりです。オーストラリアでの留学生活も7ヶ月が過ぎました。
今日は留学中に感じたことを正直に書きたいと思います。

私はインスタグラムに自分の日記として楽しかった出来事の写真を投稿しているので、留学生活に苦労はない・めちゃくちゃ楽しんでると知人から思われているみたいなのですが、実際は嫌なことやしんどいことだらけで何回も涙を流しています。
それは、決して『英語が喋れないから』ではなく、他の母国語・職探しの厳しさ・嫌味なアジア人(日本人も含む)・人種者別者など別の要因がほとんどです。


他の言語との関わり

まず、コロナが明けてすぐの頃、ビザの制限も緩かったので日本人だけでなく色んな国籍の学生が以前よりも増えています。
特にタイとコロンビアの学生が多く、母国語は喋っちゃいけないルールになっているはずの自分の学校ですら、英語を聞く機会よりも別の言語を聞くことの方が多くて正直うんざりしていました…。
初めの頃はクラスの8〜9割がタイ人でその子たちとよくランチを食べていましたが、タイ語で喋られるため何言ってるか分からず、英語も使えずで私はここになにを学びにきたんだ?という感じでした。
しかも、「タイ語わからんから英語で喋ってよ」というと「大事なことを喋ってるし、あんたに関係ないから。」と言われ、そのままタイ語で喋られてもう打つ手なしでしたね。なんでお前私をランチに誘ってくれたんだ???という感じ。
オーストラリアは物価も高くて、一回の外食で2000円以上かかるので、放課後遊びに行くとお金は飛んでくし、タイ語ばかりが飛び交って勉強にならないし楽しくないしという状態でした。

厳しい職探し

渡航してすぐの頃メルボルンは冬で、かつコロナがあけてから時間も経っていたので、需要は少ないのに供給はめちゃくちゃ多くて多くの人が職探しに困っていました。
一つの求人に100人以上の募集が集まり、雇用側はどれだけでも人を選びたい放題なので十分な英語力があっても経験がないと雇ってもらえないといった感じです。
全く英語力がない状態で来て、むちゃくちゃこだわりが強い(カフェじゃないと働きたくない、クリーナーは嫌。とかそんな感じ)ので仕事が見つからず、精神的に辛くなってる日本人の方を多く見かけます。
お願いなので、妥協して幅を広げるか日本でバイトでも良いのでその職種の経験を積むか英語力を伸ばしてから来て下さい。それか、ある程度の期間見つからなくても困らないようにお金をいっぱい貯金して下さい。

とは言っても、数ヶ月前にコロナビザ(コロナで帰国できない人のために向けたビザ。これを使ってダラダラと滞在している人が多く、それも雇用需要が減っていた要因の一つだと思ってます。)が廃止され、学生ビザの条件も厳しくなったので、少しは良くなって来ているのかなと思います。
また、私は学生ビザを保有しているので2週間で48時間だけしか働けない制限があります。多くの雇用主はその融通の効かなさが嫌いなので、履歴書の学生ビザという文字を見ただけで応募を蹴る企業も沢山あります。

留学の目的

多くの渡航者に来た目的を聞くと、「なんとなく」、「海外に行ってみたかった」、「お金稼ぎ」など結構フワフワしてるなという印象で個人的に少しがっかりしていました。そして、これは日本人だけじゃなくて他の国から来た人も同じことを言うんです!
語学学校に居て色んな人に会ってきましたが、明確な目的を持っている人の方が断然英語力が伸びるスピードも速いなと感じています。
あと、仕事が見つからないなどの壁に直面した時に踏ん張る力も全く違うと思います。
なぜ、みんな無目的で一年も自分の人生を無駄にするんだ?と疑問に思います。もちろん、慣れない環境で過ごすこと自体が挑戦で凄いことだとは思いますが、母国料理のレストランでほぼ母国語環境で働きながらここで出会った同じ国の友達とだけ遊んでダラダラ過ごしている人を沢山見てると本当に何しにきてるんだ。と感じてしまいます。
それぞれ人の価値観や考えがあるのはわかっているのですが、同じような人たちを見ることが多いのでいつも疑問に思い、少しムカついてしまいます…

うまくまとめれないけど、留学生活で自分が感じたことを綴ってみました。
留学生活は理不尽なこと・ムカつくこと・大変なことが沢山ですが、素敵な人や素晴らしい景色を発見できるし、他文化の人との関わりや新しい価値観の人と出会えるのも素晴らしいです。また、自分が努力した分英語力もグングン伸びるので決して悪いことばかりではありません。
あと数ヶ月、自分を甘やかさずに精一杯勉学に努めて、楽しみたいと思います!!










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