見出し画像

仕事を辞めます。

これは勤続5年目を迎えた私に起きた出来事。

仕事中に突如、耐え難い吐き気や動悸、
力が入らない症状が出るようになった。

「一過性のものだろう」と思ったけど、
1週間以上も続く。
(最終的には今日に至るまで1ヶ月は続いたかも)

症状が出た当初は仕事が手につかず、
体を起こしているのも辛かった。

普段はリモートワークで在宅勤務だが、
デスクの前に座ると吐き気がする。

実は学生時代に「適応障害」を患い、
退学した経験がある。

黒歴史だったこともあってか、
当時の詳細な記憶はすっぽりと抜け落ちてる。

でも辛かったことだけは覚えている。

どんどん体が蝕まれていくあの感覚。
それだけはどこか心と体が覚えている。

そんな自分にまた陥ってしまうのではないかと
不安が頭を大きくよぎった。

これまで、一昨年から毎年のように
「仕事を辞めたい」と社長に伝えていた。

一昨年については移住を決めたときだったので、正直、物理的な都合を理由に退職できるのは好都合だと思った。

しかし、リモートワークの提案をいただき、
その提案を受け入れた。

なんだかんだ引っ越しだけに専念できるのは
本当にありがたかった。

でも日々の仕事に取り組む中で、
昨年にも「仕事を辞めたい」と再び考えるようになった。

その時は仕事に手応え・やり甲斐が感じられない日々が続いていたときだった。

重く長いのれんにずっと腕を押し続けてる感じ。
(例えが独特?笑)

どこの会社もそんなもんなんだろうが、
終わりの見えない業務が苦痛だった。

そして、せっかく移住をしたなら、

「大好きなこの土地に根付いた仕事をしたい」


とずっと思っていた。

そこで、この思いを社長に相談をしたら、
返答はこんな感じだった。

「うちの会社を辞めてどんな仕事をするの?頭を使う仕事を続けた方が良い。今、絶対にコレというものがないなら、やりたいことを見つけるまで続けた方が良い」

強く言い返せるものが何もなかった。

実際のところ、何かしたいけど
強い意志でやりたいものが何も決まっていない。

自分には秀でたセンスやスキルもない。

言われた言葉に納得して、
仕事を続ける選択をした。


そこから更に一年後の今、
心身の限界を迎えてしまった。

もっと頑張れるのかもしれないけど、
もう頑張れない。

ここでは頑張れない。

「仕事を辞めます」

と社長にを伝えた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?