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燕のいる駅@紀伊國屋ホール

え、感想むず…。
笑いからシリアスへ、世界の終わり話だった。
シュールとも。
これこれこうだったよー!とか言いづらい。
気を取り直してなんとか書く。

●以下、ネタバレわっさー投下するのでこれから観に行く人は読むのをお勧めしません。

どんな結末を迎えるんだろう?という興味を持ちながら観た。
正直not for me.
冒頭メインテーマなのか歌詞入りの曲が流れる以外はBGMなしの会話劇、睡眠足りていないと観るのつらいかも。
この作品に限らず退屈なのか観劇中動き回るのは決まって男性客なのなんでだろ。

世界の終わりの話に詐欺容疑で捕まった過去を持つ予知能力者や外国人差別が関わってくる。
この予知能力者や外国人差別で苦しむ友人と絡むのが主人公の駅員なんだけど、特に好きにも嫌いにもならないのが苦痛とまでいかないまでも、逆に引っかかるところもないのでなんか物足りない…。
物足りないからこその、のんびりさんなんでしょうけど。

会社員コンビが良かった。
周りからの評判が悪い上司と淡々と従う部下。
もう最後なんだから悪いところを言ってくれと無茶振りしてくる上司に、これまた淡々と静かに告げる部下、人間できすぎてて主人公より見応えあった。
二人とも無事に橋を渡りきれているといいな。

【あらすじ】
のどかな春の日の午後、
燕が巣を作る季節。
埋立地に位置する、テーマパークの最寄り駅「日本村四番」でのこと。
駅員と売店の女、その友達、電車に乗り遅れた会社員らが集っていた。
彼らのたわいもないやりとりは、
ごく日常の一コマのようで
おだやかな時間が流れている。
ただ、いつもと違うのは
電車が一向に来ないこと。
他に人の気配がないこと。
そして空には奇妙な現象が
おきていた……。

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