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(若手におすすめな勉強会)3年間勉強してきて

こんにちは、理学療法士×鍼灸学生の塩見輝(しおみひかる)です。
非常勤で理学療法士をしたり、鍼灸師を目指し学生として勉強しています。

お前だれやねん!って方はこちらを読んでください。


僕も理学療法士になって4年が経ちました。

臨床1年目はとにかく勉強会に出て、
苦手な本・論文も読んでみて、もがきました。

今でもあまり変わりません。
3年目までは本当に色々と動いてました。
ここ最近はビジョンに向かって、それを達成するために考え行動するようになってます。

その中で先輩になるにつれ、後輩たちに聞かれる質問

「どんな勉強会に行けばいいですか?」

確かに僕も1年目思った!

今回はこれについてお話しします。

1.あなたはどんな治療家になりたいですか?


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3年間色々もがいた結果、
「あなたはどんな治療家になりたいか?」
ここにつきると思います。

僕は運動器疾患しかみたことないので、
運動器疾患が治せる理学療法士になりたかった。
また、僕は肩の見れるPT(理学療法士)になりたくて、
和歌山整形外科病院に就職しました。
だから、肩疾患のなんたら〜って感じの研修会によく参加してたし、本も読んでみました。

これを読んでいる先生に質問です。
先生はどのような理学療法士になりたいですか?
先生の目標はなんですか??

そこによって勉強の仕方は変わると思います。
ここが曖昧になっちゃうと、ゴールがわからず走ってるのと同じです。スタミナ切れになる。
途中でしんどくなって勉強をやめる。
そうなると非常に残念に思います。

だから、僕は【目標を定めること】おすすめします。
それに対して、逆算して勉強会に出ればいいと思います。

2.僕のビジョン(目標)


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「笑顔と健康を共に作っていく。」です。

え?と思った方も多いかもしれません。しかし、これが僕のビジョンです。

「こんなこと考えれない。」「訳わからない。」
と思う方もいると思います。

ただこれは僕のビジョンで、先生方のビジョンではありません。
なので、
「患者さんから信頼される理学療法士になる。」とか
「患者さんをよくできる鍼灸師になる。」とか
「スポーツ選手のパフォーマンスをあげることのできるトレーナーになる。」とか
なんだっていいと思います。

じゃあ、信頼されるにはどうすればいいだろ?
患者さんを良くするためにはどうすればいいだろ?
パフォーマンスをあげるためにはどうすればいいだろ?と
悩むはずです。

悩んでみて、「信頼をされるためには知識をつければ信頼されるだろう。」
と仮説を立てたのなら、論文を読んで知識武装をすれば良い。
また、「コミュニケーションがうまくなれば信頼してもらえるかも」と
仮説を立てたのであれば、コーチングの勉強やコミュニティーに参加するのもいいと思います。

だから何が正解なんてなくて、目標に沿ってやればいいと思います。

3.僕の失敗


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なぜ僕がここまで目標設定にこだわるかというと、僕はたくさんのお金を使って漠然と勉強会などに参加していたから。

僕みたいに遠回りをしてほしくない。
その思いからです。

僕が1年目のときは、恩師の先生に追いつくが目標でした。
だから、すごく漠然と勉強会に行ってました。
お金を払いました。貯金もほぼせず、週末は勉強会なんて日々を送っていました。
お金がカツカツなんてたくさんありました。(笑)

だから、早いうちからどのようになりたいか?を設定するのは、僕みたいにならないようにするためには重要です。

4.最後に

「いやいや、タイトル通り勉強会教えてくれよ。」

と思った先生のために、運動器ですがおすすめしておきます!

整形外科リハビリテーション学会

 機能解剖学を中心とした基本的な運動療法の考え方を教えてくれます。
 また、運動器エコーを用いて評価・研究なども活発に行なっておられます。
 特に触診をして、原因を究明し運動療法を考える。
 理学療法には、絶対に必要なスキルだと思います。 
 僕も何度か参加させてもらっています。
 林典雄先生、岸田先生のプライベートセミナーもおすすめです。
 運動器機能解剖学研究所

本もたくさん出ているのでおすすめです。


肩を見る先生はこちらもおすすめ↓


姿勢や運動パターンの話が好きな方は、

MSIアプローチ・ヤンダアプローチがおすすめです。

MSIは日本でも数多く講習会をされていて、僕も何度か勉強させていただきました。

MSIは症候群を分類にわけ、アプローチしていく感じです。
僕の行った感想としては、見る目が変わり、見る目が必要と感じます。
MSIの良いところは、動作・姿勢を細かくチェックしていく評価がやっぱり必要だと再認識します。
トレーナーの方も多く学んでいるので、他種の仲間が増えるかもしれません。

NexusMotion大阪

ここから見てみてください。

書籍も出ています。


ヤンダアプローチは僕が学生時代に初めて購入した書籍です。
なので、すごく思い出深い本です。

ヤンダアプローチもMSIと似ていて、姿勢や動作パターンを見ます。
ヤンダの面白いところは評価です。

ヤンダ氏は神経学者だったので、脳が痛みを引き起こしている!と説明された人です。
なので、姿勢や呼吸の評価。また発達運動学などから評価・治療を行っていきます。
治療手段も特に決まりはなく、評価が正しければどんな手技でもよいので幅広く使えるように感じます。
上位交差症候群を提唱したのはこの人たちです。

MTI Tokyo 
↑ここから確認してください。

少し読みにくいかもしれません。

その他にもたくさんおすすめはありますが、とりあえずこのあたりにしておきます。

5.まとめ

 目標を決めてそれに向かって勉強してみてください。
勉強会も極論名の知れている先生の勉強会に行けばたいてい問題はありません。

このNoteをみて、少しでも行動してくれる人がいれば嬉しいです。
そして、患者さんを「笑顔で健康にできた」のであれば、僕のビジョンが達成したことになります。(Noteをみて行動し、誰かを笑顔と健康にしてくれた)

こんな感じで回り回ってどこかで患者さんを笑顔にできるセラピストが増えるといいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。



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