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さぁ、料理コンクールにチャレンジしてみよう!(コールドフード編①)

■はじめに

それでは今回からは、学生さんからリクエストのありました冷製展示料理のスタートについて記していきます。 こういったテキストの文章は、料理の世界大会やワールドカップ、日本国内での様々な大会でのメダル獲得を保証するものではありません。 今回この文章にすることは、料理コンクール参加者に自慢できる製品を作成する方法を記すことである、ルールブックを逸脱しないよう選手が理解できるようにすることにあります。

私の考えとしては、プロではない学生さんの料理コンクールは様々な技術や知識を高めることを目的にした教育のセッションであると考えています。決して押し付けであってはなりません。選手のフラストレーションを最小限に抑え多くの参加者を支援できるよう、専門的な知識をお伝えしながら進めていこうと思います。

■コールドフードコンクールの意味

コールドフードの競争の概念自体は、最初に理解するのが難しい場合があります。それは我々主婦や学生が最初にコールドフード大会への参加するのを妨げている場合があります。特に日本では、間違った常識が蔓延しているので、新しい概念が陪審員にになかなか受け入れられていない時代が長く続いていました。最近はそのようなことがあまり見受けられないので、特に若手のコンクールへの参加に関しては大きく窓口が広かったと感じています。

コールドフードの歴史は19世紀に始まっています。冷蔵庫の普及がほとんど進んでおらず、そんな中で料理を乾燥させず綺麗にディスプレイして提供するには、ゼリーなどを使った表面コーティングが必須でありました。このような調理テクニックを用いることで、食品の安全を保ちお客様に料理として提供することができていたわけです。

現代社会では、優れた保冷設備が整っています。以前のようなゼリーなどを使ったコーティングを施した料理はなくなってきましたが、食品添加物を加え、ニュースタイルの料理がもてはやされています。このような環境の中で学生さんたちがコールドフードの練習をすると き、大いに歴史を参考にしていただき、日常生活ではめったに見られないレベルでの専念した料理を作り上げるように努めることを希望します。

21世紀の現代に主流となっている温かい食べ物の競争は、料理の鉄人に代表されるキッチンスタジアムでの限られた時間での生産がテーマになったエキサイティングなものに変わってきています。逆にコールドフードの大会は参加選手自体が、時間をコントロールすることができ、初心者にとってはとても参加しやすい大会ではないでしょうか?

コールドフードの大会には多くの利点があります。プロの料理人はもとより、これからプロを目指す学生さんなどは特に細部へのより大きな注意力を学び、次のレベルにスキルをアップしていき、 競争の中で志を同じくするプロなどへのネットワークを作っていきます。

またコールドフードの最高の賞を獲得することで、あなた自身が大会の審査員になる道を開くことができ、あなたが年大会専門家たちが達成した知識やスキルを伝えることができるようになります。

国際大会などの最高レベルでは、コールドフードの競争が若手の登竜門として根ざしています。 コールドフードを極めていくと、専門家は国際的にジャッジをするために飛び回るようなことが可能になっていきます。

全ての料理の競争の最終結果は、達成できる、または到達できる賞やメダルが目的ではありません。競争を通じて達成される長期的な専門的利益が最終目標だと考えています。

■まとめ

いかがでしたか? 少し難しい文章になってしまいましたが、とにかく覚悟を決めてチャレンジしてみましょう。そこからしか良いにしろ悪いにしろ、何も始まって行きません。勇気を持って前に進んでいきましょう。それでは次回は、コールドフードコンクールに必要な機材について記していきます。

Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/