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あなたの思考を刺激するキーワード②

■はじめに

ホットフードの考え方はいかがでしょうか? それでは今回は香りと色などを説明するキーワードを記していきます。普段何気ない仕事で、流してしまうとチェックすることができなくなってしまいます。必ず意識をして、仕事やコンクールにつなげてください。

■香りを説明するキーワード

芳香:単なる香り、香り高い、香ばしいなどといった感じです

フルーティー:果物に応じた芳しい香り、柑橘、甘い、熟した、刺激的な香りです

土っぽい:土臭い、カビ臭い、湿っぽい、渇いた太陽のかおり

魚っぽい:海の香り、磯独特の香り、海水、嫌味な臭い

脂肪:バターや油などの油脂の香り、腐敗しかけた油脂

ナッツ:トーストした時の香り、ナッツをローストした香り

焦げた:焼き色の香り、キャラメルやロースト、グリルした香り

スモーキー:薪や植物素材を燃やした香り、煙

鼻につんとくる:シャープ、刺激臭、ピリッと辛い、歯を食いしばるかおり

酸性:酢酸、酸味の強いフルーツ、または渋みの強いフルーツなど

化学物質:馴染みのない不快なかおり、甘ったるい不自然な香り、金属臭

悪臭:不愉快な香り、腐敗、受け付けない危険な香り

などが挙げられると思います。美味しく食べるためには飛び出すような香りが必要ですが、決して行き過ぎないように、何度も確認をしてください。

■色と一貫性を説明するキーワード

透明な:ガラスやクリアな感じ、光を通すことができる

半透明:およそ透明と同じですが、やや曇る感じがします。

不透明:光を通しません。曇った感じでフィルム状なイメージです

黄色:ひかりや明るい感じです。例えばレモンやかぼちゃピーマンなどが見られます

茶色:豊かさを呼び起こす風味豊かな感じです。チョコレート、シナモン、牛肉などです

赤色:成熟や豊かさを表してくれます。ワインやさくらんぼ、トマトなどが考えられます


緑色:自然的な刺激で緑豊かなイメージです。自然的な要素が多く含まれます

白色:豊かさをイメージさせてくれます。クリームやソース、プリンやチーズなど

黒色:行き過ぎた感じを暗示します。焦げ付いたものや、すすけたもののイメージです。違う考えでは、豊かさや対応さなどを表します。例えばトリュフやキャビアです。

このようなキーワードから料理が考えられますが、現代の料理では同じ緑でも、限りなく白に近い緑から、限りなく黒に近い緑までの複数を組み合わせます。 たくさん色を使えばいいということではありません。現代的な色の組み合わせにチャレンジしてください。

■まとめ

ホットフードのキーワードは味、 外見、香り、色などが、チェック項目になることをお伝えしてきました。どうか食欲を沸き立たすような色合いの料理を開発してみてください。それでは次回は、「最終戦略を立てる」と題して、実際のキッチンでのセットアップについてお話ししていきます。

単に料理を作ればいいというわけではありません。審査員にあなただけのショーを見せつけてください。


Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/