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技能五輪「西洋料理」職種 共通食材集計表について考察する

■はじめに

技能五輪西洋料理職種対策については4回目をお届けします。今回は共通食材集計表というルールブックの4ページ目について考察します。技能五輪では使える食材が決められており、持ち込むことができません。レシピを作る段階でしっかりと食材の記入漏れのないように準備をすることが必要になります。また現代社会に大きく問題を提起している、「無駄をなくす」ということや「廃棄やロスをなくす」ということにも気を使って分量を決めていくことをお勧めします。

毎回同じことを伝えしますが、ここに記されていることは私の勝手な考察です。決して正解ではありませんので、必ず自分自身で正解を導いてください。

■ 必要数について

集計表の一番上の項目を見ると使える限度が指定されています。これ以上使うことはできませんので絶対にオーバーすることはしないでください。さらに必要数をパソコンで入力して送付する必要があります。この時の必要数の単位はグラム表示になっています。よく集計法を見直して記入ミスのないように準備をしてください。

当然ながらコンクールですので、.当日うまくいかない場合は代わりの食材の提供はありません。また若干の味見もしないといけないので、必要数の算出は非常に難しいと思います。
指導者やメンターと共に、素晴らしい集計表を作成する努力を惜しまないことが勝利への秘訣です。

■揚げ油について

集計表の欄外に揚げ油についての説明がされています。 サラダオイルやオリーブオイルとは別に選手共同しようとして運営側から別途用意されると記されています。特に心配することなく揚げ物を使った調理方法が利用できるようです。

■調味料について

塩・白粒胡椒・サラダオイルに関しては、競技テーブルに運営側が事前準備するようになっています。今までのように競技開始に選手が準備する必要がなくなりました。ただし、湿気によっては塩が固まっているなどの不都合があると思いますので、その後の処理方法は選手に委ねられるはずです。

■まとめ

いかがでしたか?こういった食材集計表を記入するには、正確なレシピの作成が必要になります。一人で行うことはとても大変ですので、どうか学校や職場で十分なバックアップをしてあげてください。また練習する時は、しっかりと野菜などの計量をして、本番同様無駄のないトレーニングを行うことをお勧めします。

それでは次回は少し飛びますがルールブックの11ページ機材一覧表について考えます。


Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/