残り1週間のスケジュール
■はじめに
料理コンクールを申し込んだ時、すでに残り一週間の計画も立てているはずです。 ラストの一週間は、体調を整えることに焦点を当てます。何事もそうですが、疲れ切った脳では、物事を正しく判断することはできません。コンクールのレシピ等を確認しながら、最後の準備をしていきます。
■最終タイムアタック
ほぼ残り一週間前に最後のタイムアタックを行います。これはまさしく本番同様に雰囲気を作り上げ、きっちりと行なってください。できれば現場での総料理長や会社の社長、以前コンクールで入賞した方々をお招きし、きっちりとフィードバックをもらってください。このタイムアタックが終わったら、当日のタイムスケジュールを最終調整してください。
■器材の梱包・食材の発注
大会によっては器材をいくつか持ち込めるものがあります。 一覧表を作ってあるはずですので、あまりに大きなものや重くて移動が困難なものは、大会事務局に連絡しあらかじめ送ってしまいましょう。また持ち込み食材があるものは、最終的な発注を行い、納品日を確認し忘れることのないよう準備を進めます。
■各パーツの最終練習
細やかなパーツについては、今までと同様に通常のメニューに加えながらさらなるレベルアップを図ります。あなた自身のベストバージョンになるまで、何回でも繰り返しトレーニングを進めてください。この時期には以前難しかったパーツも、とてもリズミカルに作ることができているはずです。
■挨拶
ほとんどの場合大会の前日や前々日には出発をします。予めチケットの入手や道順などはきっちりと確認しておいてください。特に重要なことは、今まで協力していただけた職場の方々に直接挨拶をしておいてください。こういったことの積み重ねが、あなたの協力者を増やすコツになります。
■事前説明会
大会前日の午後ぐらいから、大会参加者へのブリーフィングが開催されます。ほとんどの場合日本一を決める大会の説明会です。きっちりとした身なりや服装で参加することをお勧めします。ブリーフィングでは不明点はしっかりと質問してください。また持ち込み荷物の確認や厨房の見学会があるはずです。特に厨房に関しては定位置管理をする戦略を立てるためにとても重要です。スマートフォンやタブレットを利用し写真撮影をしながら、戦略を立てる準備を進めてください。
この前日には、宿泊施設からの移動時間の確認や移動方法をチェックして、早朝に慌てることの無いよう、準備をしてください。
■まとめ
いかがですか? 残り一週間というのはあまり強度なトレーニングはしないの方がいいと思います。それよりも想像力を働かせ、いいイメージいい動きをするよう心がけてください。前日のブリーフィングは、審査員が選手を確認する唯一の方法です。当然ながら日本一や優勝者を決める大会ですが、それ以外に重要なことがあります。
それは、「日本代表の選手」を決めているということです。国を代表する選手の身だしなみかどうか、立ち振舞いはどうかなどを必ず見ています。第一印象が大事ですので、前日にも戦略を立てて参加してください。
Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/