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練習の行動計画・タイムスケジュール

■はじめに

料理コンクールの参加を決意し、行動スケジュールを作成し、レシピと写真の提出が終了しました。ここからは結果発表を待つばかりではあまりにもったいないです。予選を通過する通過しないは別にして、早速練習とタイムスケジュールを作成していきましょう。この結果発表までの日数が勝利を左右すると言っても過言ではありません。

■練習日を決める

職場の勤務シフトが発表されているはずです。あなたの休日を使ってそのすべてをコンクールに費やしてみましょう。職場の協力や家族の協力が必須になります。たとえ2時間の競技時間のコンクールであっても、最初に通し練習をすると4時間ぐらいかかってしまいます。その都度予習復習をして、次回にベストが出せるよう準備を進めます。

最低でも10回は通し練習をしてもらいたいです。その中で最終的な数回は、職場の上司を始め、過去のコンクール経験者、ご家族などに実際に食べていただいて、正直なフィードバックをもらってください。レシピには記入することができないような改善点が見つかるはずです。

■通常メニューに組み込む

ほとんどのコンクールがメインディッシュの提出になるはずです。しかしこういった料理は毎日繰り返すことによってレベルアップを図ることができるのはもう分かっていることですよね。そのために私の場合は、必ずアミューズやオードブルに組み込むようにしていました。たとえ大きな鶏を使った料理であっても、必ず毎日作成し、実際のランチやディナーでアミューズやオードブルに使用して、お客様からもフィードバックを頂いていました。

こういったメニューに組み込むことは、毎日ベストを尽くすばかりではなく、毎日毎日レベルアップを図ることができます。特におすすめする練習方法です。

■タイムスケジュールを毎日見直す

個々のパーツの練習として毎日のメニューに組み込むことをお勧めしましたが、同時に毎日タイムスケジュールを微調整することをお勧めします。なかなか一度決めたことを修正することは嫌かもしれませんが、これを毎日の習慣としてみてください。2時間ぐらいの時間オーバーならば、あっという間に短縮できるはずです。

■通し練習ではタイムアタックをします

休日を利用する通し練習では、必ずタイムアタックをしてください。あなた自身は競技大会と同じプレッシャーを受けながら練習する必要があります。練習のための練習や、準備のための準備は必要ありません。出来る限りプレッシャーをかけながらやり通してください。

この時の使用器具のチェックやタイムスケジュールの確認などは、メンターやアシスタントの方にお願いする必要があります。

■器材リストを作成する

タイムアタックを開始する前に使用機材器具を用意しますが、この時のリストアップも毎回の通し練習で確認をしてください。何回も行っていれば、しっかりのリストを作成することができ、忘れ物を防止できます。だんだんと慣れてくると、使用機材器具の定位置が決まってきます。出来る限り本番を意識した、整理整頓されたクリーンな状態で作業を進めてください。

■まとめ

いかがでしたか? 毎日の各パーツの作成、競技大会まで通し練習10回以上、このぐらいできていればある程度の自信は持てるはずです。しかしここに記しているのは最低限の数値です。選手によっては1日2回通し練習をする選手もいます。しっかりと自分にプレッシャーをかけて、本番同様にトレーニングすることをお勧めします。そうすることで料理大会当日はあなたから素晴らしいオーラが発揮されているはずです。


Let's start cooking (*^^)v 料理コンクール対策に特化したnoteです。 楽しく取り組んでいきましょう! リクエストはコメント欄からどうぞ\(^o^)/