申し込みまでのタイムスケジュール

■はじめに

料理コンクールを敬遠する人の言い訳を聞くと、うちの会社では無理、時間がない、やる意味がわからない、などという安易な返事が返ってきます。本当にそうでしょうか？一体どこで自分自身の実力を判断するのでしょうか？もう一度自分自身が調理の道を目指した志を思い出してみましょう。どうしたらいいかはすぐ判断がつくはずです。

■情報はスピードが命

現代の情報がたくさん流れている社会では、いち早く情報をキャッチする必要があります。何もかもたくさんの情報は必要ありません。自分の目指しているものをピンポイントで情報をキャッチすることが必要になります。

料理コンクールの場合はいち早く大会開催をキャッチしておいてください。そして大会のルールをダウンロードするという行為は、募集が始まった初日に行いましょう。誰よりも早くスタートダッシュをきります。いわゆる先手必勝です。

申込締切までほとんどの場合3か月ぐらいはあります。この3ヶ月の間にするべきことを以下にするかということが勝利への近道です。私の場合はメニュー開発以前に、自分自身をチェックするのを最初にしてました。

■自分自身を冷静に 判断する

まず自分自身の実力を落ち着いて判断しましょう。本当にこの大会にふさわしい実力があるか、今回は優勝を目指そう、などと言う判断が必要になります。自分自身で大会へ向けての立ち位置と言うか目標がはっきりすれば、目指すレベルが見えてきます。 会社に勤めているならば、必ず上司に相談しましょう。様々なアドバイスをもらえるはずです。もし大会参加に否定的な意見がある場合は、無視してもいいと思います。あなたのチャレンジを否定することは誰にもできません。

■周りへの協力を依頼する

職場での正式な参加許可を申請してください。あなたのキッチン全員の協力が絶対に必要になります。さらにはあなたの家族への協力を依頼してください。 こういった周りの方の協力がなければ、大会に参加するのは難しいことになるでしょう。あなた自身直接話をして、最大限の協力を得られるよう準備をしてください。

■レシピ作成、写真撮影までのスケジュールを立てる

仕事のシフトやお店の定休日などが決まっているはずです。そういったフリーの時間は、徹底的にレシピの作成や試作に当てましょう。そのためにはあなたオリジナルのカレンダーを作成する必要があります。パソコンで作成してもいいし、見やすいカレンダーに書き込んでもいいです。一目見て誰でもわかるようにしておいてください。こうすることで、レシピの提出が遅れなくなるばかりではなく、周りにもあなたの進捗状況が分かるようになります。

■まとめ

いかがでしたか？この大会ルール発表から、提出締切までの短い時間がどれだけ有意義に使えるかが勝利へ繋がります。どうかきっちりとスケジュールを立てて、必ず実行するということを心がけてください。もしうまくいかなくても、それは素晴らしい次回への財産になってきます。目標に向かってチャレンジすることを期待します。