見出し画像

自宅で法要。人を感動させる仕事の仕方とは?


お天気の良い中、4代目(義祖父)の3回忌法要でした。

画像1

嫁に来た翌年に生まれた上の子は、ひいおじいちゃんである4代目にとても可愛がられました。
なかなか動きたがらない子と、抱いて可愛がりたいひぃおじいちゃん。いつも炬燵の中で抱っこされてたっけ。


下の子が生まれて半年ほどは、まだまだ元気で子守りもして貰っていたし、下の子が6ヶ月になると、だんだん動きが激しくなってきて流石のひいお爺さんもお手上げ状態。

仕事に支障が出る用になったので、一時保育に預けることに。


そこから半年間は、朝の作業の合間に保育園を2箇所ハシゴして送って行き、下の子を迎えに行って、それから上のこと姪っ子を迎えに行って、合間で10人分の食事の支度と二度のお茶。

今思い出すだけでも吐き気がするほど忙しくて、必死の毎日でした。


下の子がいよいよ入園してから、義祖父はやることがなくなってしまい、だんだん寝る時間が増えていきました。毎日の散歩もしなくなり、ベッドで休む時間が増えどんどん弱っていきました。
そこから4年は、程度は軽いとはいえ介護や、環境整備が必要な状況。


最後は、家でミキサー食までやって、入退院を繰り返し亡くなりました。


家族葬だったけど、たくさんの親戚が集まった葬儀の日。
わたしの涙は一滴も出ませんでした。

それはもう、義母と夫と、家で出来ることはやり切った感があったから。後悔は全くなかったし、本当に、本当に心からほっとしました。


あれから丸2年。
3回忌法要はコロナの影響で家族とお寺さんだけ。

3回忌にしてようやく、ゆっくり食事ができました。

古い体質が残る家では、嫁はご飯もそこそこなのが普通。常に雑用に追われています。
だけど、今回の法要はお茶出しの用意は義母がほとんどやってくれましたし、配膳は子供たちも手伝ってくれたので負担がぐんっと減りました。

そしてよくよく考えたら、今日はお寺さんはノンアルコールだったし、お客さんがいなかったので、お酌もなかったしね!(これが一番大きいかも!)


みんなで囲んだ食事は、ロジェ・ア・ターブルさんのデリバリーお弁当。

前回の御斎の際に、ボソッと『いつもこういうのでね〜(飽きた)』ということをおっしゃっていたのをきいていたのもあって、いつも法事で使うお店ではなくて、家でロジェさんのお弁当をチョイスしたのです。

画像2

画像3

これが、もう、大正解!!!

デザートからお吸い物までつけていただいたので、本当に用意するものもなく、大助かり!!

これもゆっくり食べられた要因。
頃合いを見計らって、汁物を用意して配膳するって結構手間なんですよね。


お弁当の中身も充実していて、満腹だし、何より全部のメニューが美味しい!!

お寺さんもメニューを何度も見て確認していたので、どうも気にいってもらえた様子。


結果、とても和やかで、ゆったりとしていて、美味しくて。過去最高の御斎になりました。



わたしは、個人的にロジェさんの仕事の仕方が気になって仕方ないです。
どうやったら、こんな風に期待の上をいく仕事ができるんだろうか?
毎回、毎回、お願いするたびにファンになっていくのは何故なんだろう??

そして、いつものごとく、私たちのお店に活かせるものはないだろうか?と。

人を感動させられる仕事の仕方。
考えさせられますね〜。


気に入ったものがあれば、お勧めしていただけると嬉しいです! 頂いたサポートは、他の方へのサポートとして循環させていただきます♪