20240801 血迷い
いじめられる夢を見た
というか存在を無視される夢
希望が持てなくって
とにかく無気力で
でもとりあえず生きている
わたしは中学生じゃないのに
中学校のトイレにいて
電気をつけずに1人顔を洗っている
泣いた目の赤みが引くまで
なかなか外に出られない
いつも決めるのは
わたしだと思っている
思っているだけだけど
結局そうなんだ
あの血迷いを
血迷いをどちらにして
どちらを見なかったことにして
捨てるのか
もう昔何を考えていたのか
わからなくて
でも苦しくて痛かったのは
間違い無くて
それは治らないまま
時だけが過ぎ
時間が意識を薄めただけ
今生きているのは
間違って血迷いだと捨てた
残りの方なのかもしれない
トイレにはいつか捨てた
キャラクタものの半袖のTシャツが
段ボールの中に
わたしはそれを取り返すか迷って
結局そのままにした
わたしはなぜか半ズボンで
足が寒かった
着ていた長袖のジャージの
上着を脱いで腰に巻いた
トイレから出たら
下駄箱のところで
小学生の頃の小柄な同級生が
先生に聞いている
2人はしゃがんで
体育館シューズのサイズが
小さいんですけど
まだこれからも体育ありますか
クラブに置いているのを
持ってくるか迷っています
先生は
じゃあ今度持ってきて
と答える
わたしは自分の足元を見て
自分のキツくなった体育館シューズを見て
クラブに置いてあるちょっと大きな体育館シューズを思い浮かべて
わたしはもうこのままでいいやと思った
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