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フェミニストとアンチフェミニストのスペースを聞いてみた

フェミニストとアンチフェミニストのスペース

当記事の概要

昨夜、・・・2022年3月6日の晩、フェミニスト寄りな考え方を持つ、中間系アカウント@第4の道さんという人が、フェミニストとアンチフェミニストが議論するためのスペース「すももさんのスペースについて〜弱者男性問題〜」というのをTwitterで開いていた。

前提「アンチフェミニスト」と「フェミニスト」

本記事では
弱者男性寄りな考え方の人=アンチフェミニスト
弱者男性に批判的な考え方の人=フェミニスト

と便宜上定義した上で話を進めさせて頂きます。

当記事主は

当記事主は、上述のスペースと、上述のスペース終了後にフェミニスト陣営とアンチフェミニスト陣営がそれぞれ、自陣営の身内のみで行ったスペースを聞いた。

当記事では

当記事では、上述のスペースと、上述のスペース終了後に双方の陣営が自陣営の身内のみで行ったスペースを聞いた上で、当記事主が持った感想と意見を記載します。

正直に言うとスピーカーとして上がりたかったが、ここでスピーカーで上がって双方に

「だから女性は感情的な生き物って言われるんだよ」(フェミニスト宛)
「お前らはそんなんだから女性にモテないし塩対応されるんだよ」(アンチフェミニスト宛)

とか言っても、「争いは同じレベルの者同士でしか発生しない!!」にしかならないでしょう?

スペースが開催された理由

スペースが開催されたのには、下記の通りの理由がある。
数日前(2022年2月25日)、アンチフェミニストのすももさんという人物が、「弱者男性について」というテーマのスペースを行った。

スペースの内容は下記の通りだった。

その後も、冒頭で述べた中間系アカウント@第4の道さんによるスペース、「すももさんのスペースについて〜弱者男性問題〜」が開催されるまで、すももさんは「弱者男性について」というテーマで数回スペースを行った。

これに対して行われたのが、冒頭で述べた中間系アカウント@第4の道さんによるスペース、「すももさんのスペースについて〜弱者男性問題〜」だった。

中間系アカウント@第4の道さんのスペースの内容

前提として述べておくが、中間系アカウント@第4の道さんはフェミニストだ。

私がこのスペースが開催されているのを知ったのは、スペース開始から1~2時間ほど後だった。
そのため、最初の1~2時間の内容は知らない。
ただ、どうやら、その間にすももさんが、このスペースに乱入してフェミニストと言い争いしたらしい。

その後、すももさんが退出(ホストに寄って追い出され?)し、スペースに残ったフェミニストとアンチフェミニストが延々と双方の主張を続け、互いの主張は数時間にわたり平行線となったというのがスペースの内容だそうだ。

私が聞き始めたのはすももさんが退出した後なので、すももさんが居た時間帯の事は知らない。

私がとくに印象的だったのは、りなこさんとザ・ペーパーさんの互いに一歩も譲らない主張と、りなこさんとこっぱさんの互いに一歩も譲らない主張だった。

スペースの感想

先ず、全体的な感想を言うと。
フェミニストに対して思ったこと
「だから女性は感情的な生き物って言われるんだよ」
アンチフェミニストに対して思ったこと

「お前らはそんなんだから女性にモテないし塩対応されるんだよ」
だった。

ザ・ペーパーさんの主張

先ず、ザ・ペーパーさんの主張について説明しよう。
ザ・ペーパーさんの主張は、とてもストーカー思考な主張だった。

私はアンチフェミニストだが、確かにこの
「男が傷つくことを認識してくれ!理解してくれ!罪悪感を感じてくれ!」という結論(を述べたザ・ペーパーさん)はキモいと言わざるを得ないと思った。
実体験の話になるが、知人女性が男性からストーカーに遭った事がある
そのストーカーがどうなったか多くは語らないが、ストーカー男は然るべき処分を下された。その際のストーカー男の言い分が要約すると「俺の存在を認識して欲しかった、理解して欲しかった、俺の存在を感じて欲しかった」だった、それを思い出した。
「傷つくことを認識してくれ」というのは言い換えれば、「俺の存在を認識してくれ」という事で自意識過剰と言わざるを得ない
そりゃあ、そんな考え方してたら、男だからではなく「そんな考え方だから」女性から「キモい」と言われる対象になるよ。

今回のスペースを聞いて、ザ・ペーパーさんとは、ザ・ペーパーさんがその過剰な自意識を抑制する方法を自分の中で見出さない限り建設的な議論ができる相手ではないと感じた。

なお、ストーカー思考な人への対処の仕方の一つに「ストーカー思考な相手とは会話を成立させない」というのがある。
ストーカー化する人物、特に男性から女性へのストーカーの傾向として、「自分の存在を認識してくれる女性」「自分の存在を理解してくれる女性」「自分の存在を感じてくれる女性」という、自分を無視しない(自分と会話の成立する)相手に対してストーカー化することが多いという話がある。

この意味で言うと、「対話が大事」と常日頃から言っている、青識亜論さんも、会話が成立する異性(≒自分を無視しない異性)を常に求めているという点で、ストーカー思考の持ち主である。
あれも「対話してくれる」=「自分を無視しないでくれる」になってしまっていると言わざるを得ない。

それを知ってか知らないでか、ザ・ペーパーさんと「会話を成立させなかった」りなこさんは、関わると危険そうな男性の危険性を上手に周囲に広めた上で、その男性が「キモい」という印象を聞いている人の大半に与える事に成功したと言えるだろう。

では、りなこさんはどういう主張をしたのか?

りなこさんの主張

先ず、りなこさんに凄いなと思ったのは、ザ・ペーパーさんへの対処の仕方が「女性にストーカーする男性への対処の仕方」の教科書みたいな対処の仕方だったという点だ。
しかも、多分りなこさんはそれを理屈や計算ではなく、直感だけでやっている。
「天然の”ストーカー殺し”」だ。

化粧品売り場で女性店員に塩対応された男性というのが数日前にTwitterで話題になっていた。
その問題に関する、ザ・ペーパーさんとりなこさんの双方の主張で・・・。
ザ・ペーパーさんは「男は女性から塩対抗される事で傷付いてるんだ」「男が傷つくことを認識してくれ!理解してくれ!罪悪感を感じてくれ!」という主張をしていた。
私も男性だが、正直ザ・ペーパーさんの主張は「ないわー」と思った。
「ないわー」と思う程度に恋愛経験があり、現在交際中の彼女もいる立場だから思った事と言えるのだろうが。

先ずはっきり言うが、「女性に罪悪感を持つ様に求める事は不可能」だ。
女性を理解すればする程、不可能だとわかってくる。
「女性に正論や物の道理をつきつけても無意味」だ。
これを言うと、女性から大量に反論が来るだろうが、「女性とは感情で物事を処理する生き物」であり、また、「女性とは自身の無謬性を疑わない生き物」だ。
女性が自身の無謬性を疑わない生き物となったのには生物の進化に於ける、ある理由が存在するが、それは説明すると長いので今回は説明しない。
女性に自身の無謬性を疑わせようとするという行為自体が無意味なものと言わざるを得ない。
「正論や道理を語るよりも先に自分の感情に対して対処して欲しい(≒正論や道理を捨ててでも自分の感情を優先してくれる男性に惹かれる)」のが女性という生き物だ。
何故なら、女性から見て「正論や道理よりも自分の感情に対して最優先で対処してくれる男性」というのは、「絶対的に自分の味方になってくれる男性」即ち、「子孫を残すために子孫を守る力のある男性」となるからだ。

よく恋愛漫画や恋愛ドラマで女性が男性に「世界中が敵になっても私の味方でいてくれる?」と聞くシーン等があるが、そこで「君が正しいかどうか解らないからその時と場合に寄る」等と答えてしまう男性は、女性からすれば、その時点で「ないわー」なのだ。

女性と交際する、彼女を作る、結婚する、というのは、男性の場合「世界中が、この人の敵になったとしても私はこの人の味方でいたい」と思える人を見付ける事なのだ。
そこには正論や道理は必要ない。「正論や道理の全てを敵に回して(≒自分が持っている正論や道理の全てを捨て去って)でも、自分が好きな人を守りたい」と思えない人に恋愛や結婚は無理だ、と彼女持ちとしてマウントを取らせてもらう。

ネット上でジェンダー問題に関して論客気取りしている人達に言うなら、「恋愛や結婚がしたい(≒脱弱者男性したい)なら先ず、論客を引退しなさい」となる。

りなこさんは、「先ず、男性は塩対応されて傷ついたと主張する前に、何故塩対応されたのかを考えて欲しい」「(女性がつけられている傷と男性が塩対応される事で付けられている傷の度合いを比較した場合)男性が主張している傷つきは、”傷つきの内には入らない”」「”傷つきの内に入らない物”を傷ついたと主張するな」と言っていた。
これは女性視点で見れば実にその通りだ、女性が塩対応する時、その原因(理由)は(女性視点で見れば)「必ず男性の中にある」だから、女性は「男性に対して塩対応する事を、絶対に悪いとは思わない」

<参考リンク>
「女性に罪悪感を持つ様に求める事は不可能」という話

「女に正論や物の道理をつきつける事に意味は無い」、女に正論や道理を学ばせるには、女が自分で痛い目に遭うのを待つしかない(痛い目に遭っても、正論や道理を学ぶ女性は、痛い目に遭った女性の内50%だとも言われている)

女性という生き物はそういう風に出来ているもので、これは変えようがない。ザ・ペーパーさんが主張したことは、東から登ってくる太陽に「お前、明日から西から登れ」と言うのと同じレベルで、変えることができないことだ。
そして、それに対しりなこさんは、「そんなの不可能だ」と返したのだ。

この一連のやり取りで言える事は、「女性とは感情的な生き物である」というのは絶対不変の事実だという事だ。

「女性から警戒されたり塩対応されるのは、当たり前の事だから、男性がそれで傷付く必要はない(≒傷つく暇があるなら、警戒されたり塩対応された原因を自分の中に問いかけてみろ)」女性視点で見れば実に正論だ。

だが、男性視点で見れば度肝を抜かれる様な主張と言わざるを得ない。

これは、女性が大したことだと思う事と、男性が大したことだと思う事は脳の構造的に違うからなのだが、りなこさんが言っているこれは、女性視点で見れば正論中の正論で、「男性が警戒されたり塩対応されて傷つくのは、男性の自己責任」なのだ。

こっぱさんの主張

こっぱさんの主張は、ザ・ペーパーさんの主張をマイルドにした様な物だった。ザ・ペーパーさんの主張と殆ど被るので特筆すべき事ではない。

だが、ザ・ペーパーさんと同じ様な主張をしておきながら「彼女募集中です」と宣言した事に度肝を抜かれた。

お前、そんな考え方してて「彼女募集中です」とか言ってたら、彼女できるわけがないよ。
女性を理解できてない。悪い言い方をすれば「女性を人間としてみていない、女性をモノとして見ている。」

「彼女募集中です」じゃねーよ、「彼女募集中です」って言えば誰かが告ってくれるとでも思ってるのか?
自分から告りに行け、彼女を作るってのは(全部が全部そうとは言わないけれど)、何もしなくても彼女から来てくれる訳ではない
何もしなくても彼女から来てくれるのは、バチェラージャパンに出る様な、ある程度外見が整っていて、ある程度(億単位前後の)資産を保有している男性ぐらいのものだ。
「(外見も億単位の保有資産も無いなら)自分から告りに行く度胸すらないやつに彼女なんてできねーよ」、というのは私の経験談から言える事だ。

あとな、女性の言う「清潔感」って言うのは「見た目が最低限イケメンであって欲しい」という意味だからな。
彼女作りたいなら先ず見た目「人間は顔じゃない」なんて綺麗事、実際の恋愛の場では100%建前でしかない。見た目を最低限イケメンな見た目に変える努力ができない男性に彼女はできない

<参考リンク>

「なぜ清潔感が大事なのか?」大切なのは清潔ではない理由が悲しすぎる

この「清潔感」と「清潔」の違いが最低限理屈と道理で理解できない男性はモテないという事は断言しておく。

後は、さんという人の主張もまあ、面白かった。賛同できるかどうかは別として。

さんの主張

総評

ざっくりと書いてきたが、「建設的」という言葉が全く当てはまらないスペースだったと言わざるを得ないと聞いていて感じた。

スペース終了後の双方の陣営のスペース

スペース終了後には、双方の陣営が、自分たちの陣営の人を集めたスペースを開いていた。

アンチフェミニスト陣営のスペース

アンチフェミニスト陣営のスペースでは、下記の様な事が話されていた。

ザ・ペーパーさん曰く「途中から不毛な議論だった」だそうだ。
ザ・ペーパーさんは、「すももさんのスペースについて〜弱者男性問題〜」について、「ホストの中間系アカウント@第4の道さんの中にはスペースを開く前に最初からある程度結論が存在していて、その結論に導くためにスペースを開いた」「そのため、ホストが導こうとしている結論に向かわなさそうな主張をするとその主張を否定してきて一歩も譲ろうとしない」という印象を議論の途中から受けていたそうだ。
確かに、その傾向はあると聞いていて感じた。
つまり、「すももさんのスペースについて〜弱者男性問題〜」はフェミニスト陣営に有利になる様に仕組まれた状態で始まったスペースだったと感じたという事らしい。

だが、「すももさんのスペースについて〜弱者男性問題〜」がフェミニスト陣営に有利になる様に仕組まれた状態で始まったスペースだとするなら、このスペースを開くきっかけとなった、すももさんがこの数日で数回開いていたスペースも、アンチフェミニスト陣営に有利になる様に仕組まれた状態で始まっているスペース(でありながら乱入を歓迎していた)という事にならないだろうか

その点、すももさんに対しては何も言わないの?という所は疑問に感じた。

フェミニスト陣営のスペース

フェミニスト陣営のスペースでは、下記の様な話が為されていた。

そもそも、「すももさんのスペースについて〜弱者男性問題〜」を開く発端となった、すももさんのスペース自体がアンチフェミニストの傷の舐め合いのためのスペースという印象を受けていた。
すももさんは、よく「ネットでアンケートを取った」と言い、そのアンケート結果などをデータとして根拠に弱者男性問題について主張をしている。
だが、ネット上で取るアンケートに意味はないという所から始まり
「ネット上で取るアンケートに現場(女性差別を受けている最前線の人達)の声が入る事はない」
「現場(女性差別を受けている最前線の人達)の声を生で感じるためには、フェミニストたちが現実で行っているフラワーデモ等の各種デモに顔を出すべきだ、各種デモに顔を出して、石川さんや菱山さん等に自身が
すももであることを名乗った上で話をするべきだ」
「現場の声を生で感じずに、ネット上だけで取ったアンケートのデータなんて、机上の空論でしかない、
すももさんは現場の声を生で感じる事無く、机上の空論ばかりを振りかざしているから気持ち悪い」
「机上の空論を振りかざすnote記事書いて収益得てるんでしょ?それって、”ビジネス弱者男性”じゃない?」
等々

要するにすももさんが出しているデータの全否定から始まって、すももさんの人格の全否定が行われていた。

ところで・・・

ところで

すももさんが立てたスペースではないのに「すももさんのスペース」と言われていることについて、すももさんは何か言ったほうが良いのではないだろうか?

結局

アンチフェミニストにもフェミニストにも「議論」よりも「討論」を望んでいる人が多いんだな、というのがスペースを聞いていて感じたことだった。

両方の陣営に言うが「お前たちのやってる事は、議論じゃねぇ!!」それを議論って言うなら私がスペースのホスト(スペース立て人、司会)になってお前たちに本物の議論というものを見せてやりたいよ。
というか、遠慮なく厳しい言い方をするなら、ホスト(スペース立て人、司会)の中間系アカウント@第4の道さんにホストとして議論を進行させる能力が、極めて0に近い
聞いててどれだけ「ホスト交代(かわ)れ」と言いたくなったか
Twitter凍結されてるからスペース立てられないどころかTwitterログインできないけど。

エンターテイメント(娯楽)として見るなら面白いスペースだったので、こうして感想記事を書かせていただきました。

最後に、お願いです

最後に、この記事を読んだ方にお願いがあります。
当note主は先日Twitterを凍結されており、凍結解除の目途が立たないため、当記事を昨日スペースに参加していた方々に届けることができません。

折角書いたのに、当記事で書いているスペースの参加者に、この記事の存在が伝わらないのはもったいないと思います。
そこで、この記事を見た方は是非、下記の方々に、この記事の存在をTwitterでリプライ等で送って存在を伝えて下さい、お願いします。

当記事の存在を伝えて頂きたい人たち
中間系アカウント@第4の道さん
さん
ザ・ペーパーさん
りなこさん
こっぱさん


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