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まだまだ人間の操作が必要ですよ、給与計算って!

ここ数年、給与計算を生業としています。

給与計算にいたるきっかけは、一般事務の契約社員として働いている時にその業務をAIに奪われたことでした。
いつかこの部署はなくなるよ、と噂され、転職が頭をよぎりました。

長く働けてAIに奪われない仕事とはなんだろうと。
奪われてもそのAIを動かす仕事なら一緒使える仕事になると。

それまで事務職しか経験がなかったため事務職を活かせて食いっぱぐれない業務とは、、、

経理か、士業かなと。

そして運良く未経験からでも求人募集していた税理士法人で顧客企業の給与計算の仕事を始めました。

これがまた奥が深くて…
税金やら社会保険料やら個人の代わりに会社が替わりにやってることが多い!!
手取りにしか興味なかったのに、支給金額、控除金額それぞれしっかり意味を見出せるようになりました。

労働法はあっても企業によって全く色が違うので、ものを知るにはいつまで経っても飽きが来ないんですよね。

そして今は企業の一員として同じ組織での給与計算をしています。
いや〜企業ってこんなにいろんなことやってるんですね。

これまで顧客企業の担当者さんが綺麗にまとめてくださった勤怠データとかしか見てなかったので、一からそのデータを作っていくって本当に大変!
いっつも催促して本当に申し訳なかったと思うくらい大変です。

今はシステム化されていて給与計算ってボタンポチッとで楽なんでしょ?と思われるかもしれませんが、そのシステムが本当に正しいと言い切れますか?
そのシステムを構築するのって結局人間なんですよ。
なのでその人間が間違っていれば何もかも間違ってしまうんです。
そのために知識を持った人間がシステムを管理するのです。

たまーになんでそんなふうに計算しちゃうの?!と思いますがやっぱりそこって設定した内容が違っていて…

なので給与計算はまたまだ無くならない仕事なんじゃないかって思います♪

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