#読書記録「かがみの孤城」

少し前に、「かがみの孤城」を読了。
本屋の平置きや、Twitterでの好きな本10選によく選出されているのを見て気になっていました。

ちなみに、新書版で読みました。
文庫版だと2冊になるので、2冊より新書版の方が表紙も凝っていていいかな〜と。

とある共通点を持つこどもたちの部屋にある鏡が、絵本の中のような城につながり、その城にあるというなんでも願いの叶う鍵を探すというストーリー。

ひさびさの辻村深月作品でした。
学生の頃に、「冷たい校舎の時は止まる」「凍りのくじら」
「スロウハイツの神様」は読破済みで、長編の中に散りばめられた伏線を
クライマックスにおいて怒涛の勢いで回収するというイメージ。
後編になるとページを捲る手が止まらない、というような。

今回も、読みやすい文章たちの中にこっそり示されていた伏線がラストで次々に回収されて、どきどきしながら読みました。

コロナワクチン3回目摂取時の副反応が出始めたころ、クライマックスに突入して身体も心もぽかぽかになりました。

ほかの作品と比較すると、特にこの本は、子どもでも大人でも楽しめるようなファンタジーミステリーという印象です。

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仁科いちり
趣味:読書・現代短歌・邦画・イラスト
プロフィール:建築学科卒業。転職活動が進んでいない。
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