独検(ドイツ語検定)2級に1ヶ月で合格した勉強法
こんにちは。今回はドイツ語検定2級に1ヶ月とちょっとで合格したので、その勉強法についてお話ししようと思います。
ドイツ語検定は初受験でしたので、3級以上は持っていません。
画像の通り、僕は今年の6月に行われたドイツ語検定に合格することができました。
勉強を始めたのは5月の25日あたりからでした。約1ヶ月とちょっと前からです。
この頃の僕のドイツ語の実力としては、単語は独検3級レベルまで頭に入っていたが動詞が微妙、センター試験のドイツ語は170〜180点くらいという感じでした。文法に関しては細かいところは不安だったものの、ある程度できていると感じていました。
そのため、3級の問題集をやろうか迷ったのですが、2級の問題集をいきなり始めることにしました。
僕の予定としては、さっさと市販のドイツ語検定の参考書を終わらせて残りを問題演習に費やす、でした。
僕が使用した本が、この「独検合格4週間2級」と「独検2級合格講座」です。
カバーが外れていてすみません🙇♂️こちらがカバーになります↓
この2冊は、前半パートがドイツ語検定に出やすい文法の説明とその問題(ドイツ語検定の過去問を使用したものあり)、後半パートが長文・会話文の問題、またリスニング問題というような構成になっています。
ではここから具体的な対策についてお話ししていきたいと思います。
大問1 小問集合
名詞の複数形は「独検合格4週間」の付属冊子に基本的な名詞の複数形一覧が載っているので、それを眺めてなんとなくでいいので覚えてください。僕は毎日眺めていました。そのうち初めてみる名詞も複数形が予想できるようになってきます。
しかし6月のドイツ語検定2級では名詞の複数形を作る問題は出ませんでした。
想定外でしたが、次回以降出ないとも限らないので対策しておいて損はないでしょう。
動詞の過去形を作る問題、意味のまとまりで区切る問題は先程上げた2冊の参考書のものを覚え込みましょう。
大問2 前置詞
大問2は適切な前置詞を補う問題です。先程の2冊の参考書の最後の方にそれぞれ大問2で役立つような熟語一覧があるので、それを覚えこみます。
しかし、僕自身これらの熟語をほぼ全て覚えましたが、試験で役に立ったのは5問中2問のみでした。この対策をするよりかは大問3以降の対策に力を入れたほうがいいように思います。あと回しでもOKです。
大問3 言い換え表現など
ここではドイツ語検定特有の言い換え表現などが問われます。先程の2冊の参考書に載っている頻出の言い換えを覚え、問題を解けば全て解けるようになります。一番対策がしやすいところです。
大問4 文法
大問四では、接続詞、接続法、簡単な前置詞の問題や完了形などの文法事項が問われます。
こちらも先程の2冊の参考書で勉強すれば取れるようになってくると思われます。ただ、基本的な文法事項は既知のものとして扱われています。
大問5 短い文章
ここでは "短い文章" が2題、出題されます。短めの文章を読んで、3つの選択肢の文章を読み、問題文に一番適するものを選ぶ、という形式です。
独検2級になると3級までの単語の知識だと太刀打ちできない単語がどんどん出てきますが、実は大問5に関しては全ての単語の意味を理解できなくても問題は解けます。
慣れてくると、選択肢の文章と問題文に似たような構造の文章があるな...接続詞的にこの選択肢はないな...などと予想することができるようになってきます。
先程の2冊の参考書で問題演習をすることで、だんだんコツが掴めてくると思います。ただ問題を解くたびに知らなかった単語を覚えることも大切です。
大問6 長文
ここは "長い文章" 、つまり長文の問題が一題出題されます。ただ大問5と違う点として、日本語で書かれている問題文の設問があります。
独検2級を受ける方にとって一番の壁はやはり単語の壁だと思います。おおよその文法事項は問題ないと思うので、問題演習を通して語彙力を増やすことが大切になってきます。
とはいいつつも、大問6は難単語の言い換えやちょっと複雑な設問もたまにあったりします。それらは落としても受かるので平気です。他の大問で充分カバーできます。
大問7 会話文
筆記試験最後の大問は会話文です。会話文に5つ空欄があるので、空欄に当てはまる文章を選択肢からうつす、といった問題になります。
ここは一番得点稼ぎしやすいところだと思います。難しい単語もほとんど出てきませんし、話の流れからどの選択肢を入れればいいのかが分かりやすいです。ぜひここは満点を目指してください。
リスニング
リスニングは短い文章のものと長い文章のものがあります。実はそこまで難しくないので、問題数をこなせばすぐに慣れると思います。そこまで心配しなくて大丈夫です。
僕は時間が足りなくてほぼ対策せずに本番が来てしまいましたが、本番では満点を取ることができました。
これらの対策以外に、問題を解いていて初めて知った単語たちはノートに書いて自分で単語帳を作っていました。
こんな感じです。2級となってくると市販の単語帳だと足りなくなってきますし、英語圏用のドイツ語単語帳もなくはないのですが、それをやるよりかは問題集で出てきた単語を集めて自分で単語帳を作った方がいいかと思います。
最後は語彙力が鍵になってきます。問題集の単語と熟語を全て覚える勢いで頑張ってください。
単語は無限にあるので気が遠くなりそうですが、ドイツ語検定では意外と似たような単語が繰り返し出てきたりします。
覚えた単語がすぐ他の問題に出てくる、なんてこともよくあるので、めげずに頑張ってください!
以上、少しでも参考になれば幸いです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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