【短歌】流星群



星の雨

注きわたらば

夜もすがら

常世に君と

添はれましかな


星の雨がずっと降り続けていたなら、一晩中あなたと、寄り添っていられただろうにな。


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古典の勉強として作った短歌。

反実仮想(…ば〜まし)を頑張って取り入れました。


流星群の夜は、降ってくる星に気を取られて、肩が触れ合っていたことに気がつかなかった。
星が降り止んで、体が離れたときになって、くっついていたことに気づく。
ずっと星が降り続けていたなら、ずっと寄り添っていられただろうに。
そんなゲロ甘な歌。

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