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動画でつなぐ鹿野の未来

3月1日に発行した「えーる!77号」では、Youtubeで鹿野のことを配信されている塚田竜二さんの思いについて取材しました。

障がい者施設で職員として働きながら、カイロプラクターとしても活動する塚田さん。さらにYoutubeまで始めるという、マルチな活躍を見せるその活動を追ってみました。

真冬に初キャンプ!

スペアリブも、動画内でおいしく調理されました。

取材を行ったのは、1月30日。まだまだ冬本番、という状況ですが……なんと塚田さんは、ソロキャンプに挑戦される予定です! しかも、ソロキャンプ自体初めての体験ということですから驚きです。

取材場所に指定されたのは、国道315号線沿いにある「ふる里マルシェかの」。こちらには、肉や野菜、魚なども売ってあるお店です。

石船温泉鹿野ファームでも撮影をしてみたいですし、農業をされている人とタイアップしてみるのもおもしろそうです」と、今後の展望を語っていただきました。

どんな食材を買って、どんな感じでキャンプしたのか?
動画でその様子を見ることができますので、ぜひ見てみてくださいね。

動画のつなぐ縁

塚田さんは、ある程度動画のテーマを決めて、細かいところは現地で決めていく形で動画を撮影されています。

「県外の人と直接話す機会ができたり、久しぶりに会った人から声を掛けられたり、動画配信を始めてから、たくさんの声をもらえるようになりました」という塚田さん。

今回のキャンプは、視聴者の方からのリクエストに応えて実現したものだそうです。

そこで初挑戦ながら、真冬にキャンプを敢行……でも、「まずは自分が楽しむことを忘れないようにしています」と語るとおり、塚田さん自身もこうした挑戦を楽しんでいらっしゃるんだな、ということを感じました。

若者に鹿野を発信

そもそも、塚田さんがYoutubeを始められたきっかけはなんだったのでしょうか?

お仕事の傍ら、鹿野のコミュニティ組織である「明るく元気な鹿野をつくる会」の副会長も務めている塚田さん。

その中の議題である「若者にどうやって鹿野の情報を発信するべきか」という話の中で、Youtubeを使うことを思いついたのだとか。

確かに、電車通勤をしている自分も、よく電車の中で動画を見ている学生の姿を見かけます。

紙媒体で、文字を使って伝えるよりも、動画の方が若者に届きやすい……というのは、確かに納得できることです。

Youtubeだけでなく、TikTokが人気なのも、今の若者にどういう方法が受け入れられやすいかを物語っているように思います。

とはいえ、動画配信は今回の試みが初めてになります。
そんな塚田さんには、動画制作のパートナーと知り合えるご縁がありました。

令和3年に行われた、鹿野地域の新成人をお祝いする「成人を祝う会」の中で、新成人をエスコートした時、配信を手伝ってみたいという人と知り合うことができ、以降は2人で動画制作を行っているんですよ。

「将来的には、山口県全域を対象に動画を作っていきたいと思っています。鹿野以外の地域も取り上げることで、鹿野の外の人に鹿野を知ってもらえるし、交流を生むことができるかもしれません」

人の交流を生む動画を作りたい、と、塚田さんは語ります。

鹿野で”憧れのYoutuber”に

塚田さんは、自分がこうした活動を続けていくことで、一緒に活動したり、鹿野で動画配信を始める人が現れたり、そういう動きが現れてくれるといいな、と思われています。

今は、小学生のなりたい夢にもあげられるYoutuber。
それは、決して都会に行かなければかなえられない夢ではありません。

鹿野に住みながら、Youtubeを使ってさまざまなことを配信したり、もしかするとYoutuberとして生計を立てることができる人が現れてくるかもしれませんね。

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