感謝の水
海外にいるとき、帰国したとき。
日本は改めて「豊かな国」だなぁ。と感じます。
貧しいとはどういうことで、豊さとはいったい何なのでしょうか?
今回は。お金の保有量だけから感じることではなく、
生まれつき安全で衛生的で、豊かな国で暮らしてきた私が、旅先で感じた ″ 貧しいということ、豊かであること″ について振り返ってみたいと思います。
先進国で生まれ育ったっ私が豊かなこと、貧しいこと、それぞれに分けたのは、「水の存在」。
水道の蛇口から透明な水が勢いよく出るのを見ると、豊かだなぁ。と感じます。
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人間の身体の60〜70%、水でできているといわれています。
ですから飲み水がないと生きていくことができません。だからこそ、水道水が飲めない国では、常にペットボトルを持ちあるく必要があるのです。
また、飲む以外にも水は人間の命をも左右します。
水が不自由なエリアでは、レストランの料理人でさえ手を洗うのに苦労するでしょうし、フォークやナイフも真水だけではきれいにすることができません。
ケガをしたときに衛生的な水ですぐに洗い流さないと、転んで擦りむいただけでも、化膿するリスクは高まります。
もしも、きれいな水が手に入らない町で手術が必要な事故にあったときは、治療の安全性を保つことは難しいでしょう。
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「蛇口をひねり、勢いよく流れ出す透明の水で手を洗う。」
これだけで、″ 日本って本当に豊かな国だなぁ″ とありがい気持ちでいっぱいになります。
ゆったりとした浴槽に、たっぷりのお湯を溜めて浸かれる今日。
水の恵みに心から感謝を。
END
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