バリ島|古来からの生活を感じる朝
ウブド王宮の十字路沿いにある庶民の台所、ウブド市場には、夜も開けきらぬ明け方から続々と人々が集まってきます。
野菜やお供えものを大きなカゴに入れ頭の上に乗せた人、べモで乗りつけて鳥などを運び入れる人、市場内の人や通路には神様へのお供え物とお香が添えられ、その香りが周囲に漂い、素朴で活気に満ちたバリの昔ながらの生活風景が広ります。
空が薄明るくなってくると市場は本格的に賑わい出し、2階建ての建物に囲まれた内部は、小さな広場のようになり、そこに露天がひしめくように並んでいます