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夢を仕事にできなかった人間について。

カルテットというドラマを知っているだろうか。私の大好きな坂元裕二脚本のドラマである。このドラマのテーマの1つとして「夢を仕事にできなった人間はどうしたらいいのか?」というテーマがある。

テレビを見ていてもスポーツ選手やアイドル夢を叶えてる人達が華やかに取り上げられていることが現実だ。では、夢を叶えられなかった人はどうすればいいのか?

夢を諦めるのかそれとも続けるのか。それはとても難しい決断だと思う。諦めるということは自分には才能がなかったと認めるということだ。芽が出ないかもしれないという中で続けていくということは他の可能性を棒に振るということでもある。

ドラマでは、自分に才能がないと薄々気がついているが夢から離れられない人達が登場する。夢を絶対に追い求めるとか完全に諦めるとか、はっきりしないでも生きてもいいんだなとこのドラマを通じて感じた。三流は三流らしくやろうとも思えずちゃんとプライドを捨てきることも出来ない。そんな所に人間らしさを垣間見た気がする。

うるさい!馬鹿にするな!って思いながら自分の納得できる道を探る。
各々が自分にとっての幸せを考える。
そしてそこに向かって進んでいく。
美味しいお菓子と珈琲でくつろぐことができれば幸せと思えるならそれでいい。

夢を現実に出来なかった人もその人なりの幸せがきっとある。進め。進め。

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