見出し画像

遺跡の跡。

何かと一緒に、きっと人生の途中で手放してしまった何か。

生きてるなかで、心を閉じていた時代。

一歩踏み出すことが美徳という困惑。

実は自分のことが一番分からないなんていう、
基本中の基本。



今朝会社の人が

「今日のぶくおさんは、なんだかいつもと違いますね」

なんて言うわけです。


どういうことだろうってこと。

この歳にして、まだ成長してるってことですか。

「気づかないものですね、自分の成長って。」きっとそんな話。

去年のトマトは青くて固かったですが、今年は赤いでしょってことです。(若い人は分からなくて良いところ。)

何故か顔がニヤけます。



「上手く言えませんが、いつもより爽やかで違和感感じます。」

と言われて、それはどうなんだろうって話。


ああ、僕52歳男子「上手く言えませんが、いつもより爽やかで違和感感じます」と言われる。


大丈夫です、凄く上手く言えてますってこと。

上手く言えてないのは、違和感感じてという部分だけです。

ほら、違和感の「感」と、
感じての「感」が重なっているでしょ?

そこは上手くないなあなんてことを思いましたが、もうどうでもいいなあと。


そんなに汚いイメージだったのかと。


もう髭は剃ろうと思います。

髪も、それと眉も剃ろう。


それで明日から

「おはようでおじゃる」って言うこととしよう。

「麿呂と蹴鞠をしてたもう」とか言うこととしよう。

「おんしがやっちゅうがはわかっちゅうがやき」とか言ってみよう。


それで海に向かって

「狭い国ぜよ」って叫ぶことにしよう。



今日も話が行方不明ってこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?