ギャラリー・ナダール京都大山崎を訪ねる (PENTAX Q-S1)
写真家の林和美さんが、京都大山崎に新たにオープンしたギャラリー・ナダール。東京にはもう22年も前からあるんだけど、近畿圏にもオープン。
林和美さんには、PENTAX official siteの「PENTAX道場」で免許中伝をもらった思い出があり(この件は事あるごとに自慢するのだ)、ナダール大山崎のクラウドファンディングが始まったときも、本当にささやかなんだけど出資もしてまして。
それで、オープン週には行きそびれたけど、今日訪ねました。
もちろん駅からスナップしながら向かうぞ。
今日のお供はちょっと久しぶりのQ-S1。曇ってたんでほのかベースのカスタムイメージで。今日はブルーフィルターかけて青くしたり、コマごとにちょこちょこ変えたりしてます。
マイクラの初歩的な建築みたいな四角い建物の交番。
大山崎ふるさとセンター前のポスト。この形で脚がないポストって見覚えないなあ。
おっと。うちのQ-S1も買ってから7年以上過ぎてたかな。シャッターボタンがちょっと弱って、チャタリング起こして2連写されちゃうことがある。
これどこで見かけたんだっけな……。
壁に日立物流とあるけど、日立建機の整備センターらしい。
ほい到着。
国道171号沿いだから車でも便利そうな立地ではあるんですが、流石にギャラリー前に駐車はできんし、近くの駐車場も大山崎駅の方だから歩く距離は電車と変わんないっていう。
展示はまず「旅展」。旅がテーマの公募展。
今までのギャラリー・ナダールの傾向とかを全然知らないんですけれど、わかりやすい絶景とかよりはひとつふたつひねってくる感じ。
吹雪に隠れてうっすらと鉄塔が見えてる写真がなんだか印象に残ってました。旅。えらい旅や……。
それから藤井春日さんの「迷子の森」。
こちらはなんというか見たことない作風。私には真似はできなそうだけれど、そういうのもあるのかと。興味深い、以外の言葉が出てこないけれど。谷山浩子的かなあとも思ったり。
林さんも在廊で、カメラ談義やらこれから大山崎でやりたいことなどあれこれお話いただいて、次の週末の「大山崎写真倶楽部」や、9月予定の「一人一展」に誘われたり。
私は展覧会に出した経験がないんだけれど、そういう人もサポートして写真でやれることを広げるという趣旨があるというようなことをクラファンの案内にもあったし、ひとついい機会かなあ。
ナダール大山崎は、基本的に毎月10~20日くらいの期間でオープンするということで、毎月一回顔を出すくらいの調子で楽しめそうかな。
いい感じに3つ開いてたムクゲの花。さりげなくQのレンズで最も寄れちゃう03 FISH-EYEに切り替えて。
なんか水路の水草に、三弁の白い花がついてる。オオカナダモという植物らしい。細胞の観察にいいから科学研究にとか、扱いが簡単だからアクアリウム用の水草にと輸入されて、そして実に頑丈な性質で繁殖して定着……
スナップして歩くっつって、ライカ判換算70-200mmでほとんど撮っちゃってるあたり、私もやはり切り取りが好きなんだろな。広角がへたくそなだけという説は根強いんだけれど。
南京錠はたまに見かけると撮っちゃうブツね。