ホノルル動物園(J limited 01 / Tamron 178D)
動物園は好きな方、以前は徒歩圏に住んでたから天王寺動物園の年パス買ったりしてたもので、ホノルル動物園に行くのも運命であった。
というかまあ、自分の動物園での遊び方をわかってるから入りやすい。スカを引かない自信が持てる。
入る前からインドハッカが見やすいアングルでいた。
入口前は、バンヤンの大樹と芝生の公園。そしてそういうところはニワトリがいて、でかい雄鶏のまわりにファミリーらしいのが集まってた。
クチナシの何からしい花。ちょっと検索しても識別できないや。
ここから入場。$22ほどしたっけ。まあでも、動物園はこれくらい取っていいもんだと思う。
安くて立派なところは良い税金の使われ方をしてる動物園。高くて立派なところはちゃんとお金を取れる動物園。安くてみすぼらしいところは……公共施設の価値がわからない市長と市議を選ぶから悪い。
最初は鳥のケージがいくつか。
中南米原産だそう。別にハワイ固有種ばかり集めた動物園ではないけど、私は見たことないのもいろいろ。
カンムリバトだ、と思ってたけど今調べたらオウギバトらしい。でも検索しても、なんか翻訳のゆらぎなのか、どっちがどっちかよくわからん……。
極楽鳥……というものの意外と地味。メスがおとなしいカラーリングの種類らしい。パプアニューギニアの国鳥だそう。
暗かったので地味めに見えちゃうけれど、本来は青と赤でかなり華やかな鳥であるらしい。
うぃきぺにはなんかものすごい姿の写真が掲載されているが、日当たりが悪くてあまり独特の姿が見えなかった。惜しい。写ってないんじゃなくて肉眼でもほぼ黒くしか見えず。Superbゴクラクチョウって名前もすごい。
現地の表記でGreen-Winged Dove、別名だとGray-caped Emerald Dove、日本語だとキンバト。東南アジアの鳥だけど八重山諸島にもくるらしい。
マリアナ諸島あたりにしか居ない希少な鳩であるそう。現地では狩猟の対象にもなるらしいが。
えっこれ怪我してるのか、ずっとうずくまってるし……と思ってたんだけど、ルソン島にだけいる固有種の鳩で、こういう柄。
うぃきぺをChromeの機能で翻訳したら、Luzon bleeding-heartを「ルソン出血心臓」と怖すぎる訳をかまし、さらにendemicを固有種じゃなく風土病と。
パラ・わんこクジャクとぎなた読みしたくなるやつ。日本の動物園で見たことあるはず。相当派手な鳥なのに随分地味に写ったなあ。
見たことない鳥ばかり見ている中で、突然現れるコザクラインコ(白顔のやつ)。これはもちろんちゃんと飼われてるんだけど、ハワイでは結構オウムやらインコが野生化してるそう。
これは動物園内に用意された野鳥保護エリアで、そこらへんにいるやつが悠然と集まっている。
動物園って結構しれっと植物も色々あったりして、このオウコチョウも日本の本州じゃ温室でないと育てられない。
細かいところまでわからないけど、セイヨウヒルガオの何か。だいぶ花がちっちゃかった。
ミドリモリヤツガシラとかなり似てるけど、多分こっちかな。
明らかに檻の外にいるんだけど、檻の外をもうひとつ大きく囲って、その中に放たれていた。天王寺動物園の鳥の楽園みたいな感じ(あれは内側に檻はないけれど)。
まあ柵に阻まれずに撮影できるのは嬉しい。
ポーズがこれなので間違えてる可能性も高いけれど、多分シュモクドリかな。これも鳥の楽園的なところにいた。
意外に初めて見るかな? アフリカでは広く生息していたらしいワシだけど、小型で他の猛獣の食べ残しに集まるタイプ。そしてその習性で、大型動物の密猟やる連中が、ワシが寄ってくるからバレるといってむやみに殺して、今や絶滅危惧種になっている。ヒトはやはり最悪の生物。
どこからかポップコーンを奪ってきているシリアカヒヨドリ。
意外にあんまり見たことなかったマントヒヒ。グルーミング中。
もう一頭、サービスよく眼の前に座ってたのがいたんだけれど、近くで見てた女性がキャッキャいうてるから何かと思ったら、あれをいじっていた。
これは確か天王寺動物園にもいたっけ。
天王寺動物園は爬虫類館を作ってる程度に力が入ってるけれど、ホノルル動物園も爬虫類には力は入れてるようだった。天王寺動物園は小さいのが多数いるけど、こっちはでかいのが多い。
哺乳類も少ないわけじゃないけれど、わりと動物優先なのか、見えないところに引っ込んじゃってたら諦めて、というような展示の仕方だった印象があるな。サーバルとかオランウータンとか、どこ見ても見当たらないのが結構いた。
でかい亀が充実してた。
クジャクなんか檻にも囲いにもいれられずに堂々と徘徊してたぞ。
ゾウは天王寺動物園のが死んでしまってから随分久しぶりに見る気がするな。他の動物園にそんなしょっちゅう行けんしね。
見ての通り野鳥なのだが、ヒトが持ち込んで野生化したインコやオウムの類もけっこういると。
今回の写真の中では一番好きな一枚。
イグアナってだいたいアメリカにいるらしいのだけど、なぜかフィジーイグアナだけ隔絶された南太平洋にいるそうな。
カメラ目線をよこした。インドから東南アジアあたりの亀。
名前ほど赤くないような、と思ったけど写真ではめっちゃ赤いのもあるので、個体によるのかもしれない。
でっかいのが屋外でのしのし歩いてくる。亀にしては活動的だから広いとこ用意してちゃんと保温する必要があり、かつてガメラの映画で登場した時は「飼うのは大変だぞ」と警告されてたそうな。ハワイだと屋外飼いOKだから難易度下がるかな。
やたら手足の長いクモザル。あんまり見たことないな。
Black-Headed spider monkeyもいて名前が紛らわしい。HandedのほうはGeffroy's spider monkeyでうぃきぺに項目があった。しかしやや柄が違う気もするが、どうやら結構亜種があるみたいで。
テナガザルでは最も大きい、東南アジア出身。隣でちょこちょこアスレチックしてるサルがいたけど、こいつは悠然としていた。でかいしな。
この子はずいぶんアスレチックで遊んでたのでシャッターチャンスたくさん。そして外しまくるAF。動物顔認識コンティニュアスAFとかそんなもんないのだ。
しかししばらくすると飽きたのかそっぽ向いて座り込んでしまい、しばらく眺めてたら通りすがりのヒトのマダムに「Camera shy?」と声かけられちゃった。
スプリンクラーで水撒きしてるところで喜んで浴びにいっていた。このバランス悪すぎる巨大くちばし、どうも放熱器であるらしい。水浴びると方熱効率上がっていいのかもしれないな。というかそんな熱いボディを持ってるのか。
地味な鴨類かと思いきや、アメリカのレイサン島固有種で、人間のせいで絶滅仕掛けていてもう数百羽しか自然にはいないそうな。動物園で繁殖はできてるらしいが。
ヘラサギ、Spoonbillというだけある特徴的くちばし。こいつはくちばしの幅が控えめに思える(角度のせいかも)けど、まだ若いのかな。
一応日本でも島嶼部にくるらしい。ほれ写真に撮れよとサービスよく羽を広げて石の上を飛び跳ねてくれていた。
フラミンゴ以上の見事な赤。フラミンゴは食べてるエビとかの色が移るというけど、これもそうなのかな。南米大陸の沿岸部が生息地。
間近で睨めつけてきた派手な猛禽。日本名はコンドルだけど英名はCondorじゃないのね。
入ってすぐにはあまりいい感じで見られなかったタマリンが、一周して戻ってきたら元気に動き回っていた。
これにて一回り。
ハワイまでいって動物園というのも月並みかなあ、と思ったけれど、行ってみると初めて見る動物が多くて楽しい。すぐ近くにホノルル水族館もあったけど、続けて行けばよかったな。
そういえば、「これ日本で見られるのかな」と思ったら、日本動物園水族館協会のサイトで検索出来ますのね。知らんかった。
ホノルルのマクド
関ケ原よりハワイのほうが東だから、マクドじゃなくてマックなのかもしれないが。
動物園のあと、昼時だからとマクド入ったんですよね。なんか日本のと違うかなって。
とりあえず日本ではすでに消えて久しいクォーターパウンダーがまだあった、というかアメリカではずっと定番商品だったそうな。
しかし、今どきだから無人オーダー機があるんだけど、注文進めていったら最後の方でいきなり「席の番号入力しろ」といってくる。日本みたいに荷物置いて席とってからオーダーとかできんやろさすがに。
そこからキャンセルする方法を見つけるのも一苦労。
なんか、さすがアメリカというか、困惑してる客が私だけじゃなく何人もいたけど、レジカウンターの向こうで店員さん一切ノーアクションだもんね。マクドでサービス求めんなという姿勢がはっきりしている。
そして有人レジで頼んだら、多分言ってないと思うんだけどテイクアウトで出されちゃって。どこで食っていいかわからんからホテルまで戻っちゃった。それで時間と移動距離をロスして水族館いきそびれた感じ。
20年以上前にオーストラリアで入ったマクドは、なんかドリンクとポテトが日本よりワンサイズ大きいような量で出てきた覚えがあるんだけれど、今のハワイのはそんな違いもなかった気がする。日本のが大きくなったのかな。
クォーターパウンダーは懐かしかったな。まあ、改めて食べてみると、大きいだけだからダブルチーズバーガーで代替できるな、とも思ったりした。単にアメリカ人は横に広げるのを好み、日本人は縦に積むのを好んだだけなのかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?