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HPは98万円でオールOK!HP制作サービス『98-START-』始めます!

東京から軽井沢に移住し、現在は長野県佐久市でデザイン事務所「デザインワークス」を運営している小田と申します。

「もっとWEB制作の分野で地域の事業を支えたい」「業務内容がブラックボックスでとっつきにくいWEBの世界をもっと身近に感じてほしい」そんな想いで98万円ピッタリでHPが作れる『98-STRAT-』というサービスをリリースしました。

今回はサービスのPRであり、なぜこの始めようと思ったのか、その忘備録のnoteです。お問い合わせいただく方にはぜひ納得した上で一緒にHPを作ってきたい!楽しい仕事がしたいという想いもあります。

ページはこちらです↓

サービスのざっくりとした内訳は以下になります。

>販促企画/進行ディレクション
>写真・動画撮影
>デザインカンプ作成(PC/スマホ)
>コーディング・Wordpress化

お客様が「HPを作りたい」と思ってから、実際に出来上がるまで一連の流れを全てサービスの中に含めました。ややこしいことは一切なし。上限予算を98万円と決め、その中で制作いたします。

98万円と予算を決めた理由は3つあります。

①予算内で作るため訴求内容の優先順位がつけられる
②いいデザインのHPに写真や動画は欠かせない
③事業計画書をすぐに作成できる

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①予算内で作るため訴求内容の優先順位がつけられる

このサービスで制作するHPは「ランディングページ(以下LP)」と呼ばれる大きく内容を訴求した1ページものをベースに、会社概要やブログ機能など付随する必要なページを肉付けしたものです。

LPとは、「ランディング(訪問)→問い合わせ」に明確に目標を絞ったページのことを指します。ここで言う"訪問"とは、あるキーワードで検索して自社のHPを訪れることを指します。

化粧品や家電製品の通販サイトをイメージしてもらえると分かりやすいですが、ページのトップには大きく写真や動画があり、下に行くにつれて順に商品の詳しい説明やメリット、Q&Aといったコンテンツが並んでいると思います。

1ページの中で必要な情報を網羅することで、最後まで見たユーザーが問い合わせをしたくなる、という狙いがあります。

LPは、ページ数を最小限に抑えるため比較的低予算で作れ、かつ看板商品やサービスに絞って訴求するためお客様に伝わりやすいメリットがあります。実は、業種を問わず多くの企業でこのLPを使ったPR手法は当てはまったりします。

「あれも伝えたい」「これも伝えたい」と全部を盛り込んでしまうとそれだけページ数やボリュームが増えてしまいますが、予め予算が決まっていれば、その範囲内で伝える内容の優先順がつき、結果本当に伝えるべきメッセージが研ぎ澄まされていきます。

特に創業間もないスタートアップ企業の場合、まずは一番強みとなる商品を前面に打ち出し、シンプルに一点突破で、最初のカベを突き破る必要があります。

HPは作って終わりではなく、事業を拡大していく中で肉付けしていけばいいんです。公開し、情報を増やし、育てていくもの。そのファーストステップを『98-STRAT-』は担います

②いいデザインのHPに写真や動画は欠かせない

「写真や動画はいらないからもっと安くしてよ」という声が聞こえてきそうですが、商品やサービスを売る「勝負できる」HPにするにはビジュアル表現も手抜きできません。

①の話とも繋がりますが、どの企業様でも最初のHPに必要なのは、強みの商品を一つに絞ること、そしてそれをビジュアルや文章で表現することです。そのうちの一つ、ビジュアルの構成に写真・動画は欠かせません。一つのHPとしてより一体感を持たせるために、写真・動画撮影もサービスに含めました。

特に動画は、年々市場も伸びてきており無視できない存在となっています。こちらの記事では、2019年には2,312億円、2020年には2,900億円、2024年には4,957億円になると予想されています。

参照:https://cutt.ly/TribkL4

企業・個人問わずYou TubeをPRのメインに使うケースが増えてきていますが、これは動画がテキストや写真に比べて短時間でたくさんの情報量を伝えられるメリットがあることを意味します。動画はテキストだけの場合と比べて5000倍もの情報量の違いがあるとも。とにかくよく伝わる。印象に残る。このメリットをHPでもぜひ取り入れましょう。

③事業計画書をすぐに作成できる

これは隠れメリットですね。初めて出店や起業をするにあたって借り入れする際、銀行などに事業計画書を提出しないといけません。

物件の契約や内装や設備費と合わせて広告宣伝費を計上し、いくらでサービスを提供するのかの試算表です。各数字が決まれば書類を埋めることができますが、この広告宣伝費ってのが厄介なんです。

「チラシをoo枚配る」「看板を設置する」なら予算のメドは立ちやすいですが、HPだけがいつもわからない...だっていくら予算をかけてどう使えばいいかわからないことがほとんどだからです。

『98-STRAT-』は、写真・動画つき、スマホにも対応して、自分で情報発信もできるHPを98万円ピッタリでご提供します。掲載する文章も僕が直接お客様のもとへ伺い、お聞きした話を文章に編集いたします。

HPは公開して終わりではなく、運用や宣伝をしていくものなので広告費は継続的に必要ですが、まずは制作費は98万円!と事業計画書に書くことができます。時間が勝負のスタートアップにとってこれは大きなメリットになると考えています。

どうして『98-START-』を始めようと思ったのか


このサービスを始めようと思った経緯は2つかあります。

まず、HPの制作費の裏側があまりにブラックボックスだと感じたこと。

デザインや設計次第で会社の売り上げを大きく左右する大切なピースにも関わらず、一緒に頭を悩ますデザイナーの人件費としての価値がどうしても伝わりにくいなと思っていました(人件費ですよ人件費!笑 言っちゃいました)。

それは、デザイナー側がクライアントの事業に踏み込んだ提案をなかなかせず、なんとなくHPを作ってきた(特にローカルではそう感じます)のも原因だと思います。

HPはチラシや看板と違って手元に残るプロダクトではないため、作った実感や効果が分かりづらい。サクッと作れそうなイメージから、低予算でお願いされがちですが、HPの予算のほとんどは人件費なのでしっかり時間をかけてコミットし事業に役立つ提案ができる、地方でも都会のようにデザイナーが活躍できる、そんな経済の回る土壌を作りたかったんです。

それにはまずは、こちら側から予算の明瞭化されたサービスを作り、お客様に選んでもらう。そんな実験を始めた意味合いもあります。

次に、大きな金額を動かす企業ほどHPはまだまだ欠かせないと思ったからです。

SMSやYouTubeで簡単に誰でも情報発信できる時代になり、「遠隔で不特定多数のお客様を呼び込む手段」であるHPの地位も絶対ではなくなりました。

それでもやはりHPはまだまだ必要だと感じます。

SNSやYouTubeは相手に届きやすかったり、ざっくりとしたイメージを早く伝えることは得意ですが、商品やサービスによってはそれだけだと情報量が不足してしまうこともとあります。情報を網羅し一覧で見られるHPがあれば伝えたい情報を最後まで伝えることができますし、複数ある商品から選んで問い合わせるなんてことももちろん可能です。大きな金額を動かし、たくさんのユーザーを抱えるサービスほど、HPの操作性や体験が売り上げにそのまま影響してきます。

また、情報発信をするならSNSだけでなくHP上でブログを書きためることで将来的にSEOの観点からアクセスを増やし、単発的な広告費に頼らない長期的な集客をすることが可能です。

デザインワークスの今後

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昨年、市川というディレクターが参画し2人体制になったことで、デザインワークスとして大きく飛躍した1年でした。

二人で掲げた目標は「あなたの企業の広報担当」でした。デザインを事業に役立つ広告ツールとして売っていこう。という意味を込めて。

設立したてで、他社と比べるような影響力はありませんが、そんな中で市川は自身が過去に起業した経験(これは提案形のデザインにおいて大きな武器でした!)と女性らしい細やかさで、スタートアップや個人事業主の方に寄り添った効果的な提案を武器に、僕はそれをひたすら形にする、というアベックでひたすら突っ走ってきた感じです。

そして昨年の末、お互い別々の道へ進むために別れることになり、デザインワークスは再び僕1人となりました。寂しさもありますが、「プレイヤーは自分一人、自由になんでもやっていいよ」と言われたとき、本当は何をしたいか、考えるようになりました。

それまでは受託業務がメインで、いろんなタイプのお客様から依頼された仕事をこなしていくことにやりがいを感じていました。

本当にジャンルは様々で、どんな仕事内容でもハマれた部分もあったりして、「自分の強みは色がないことなんじゃないか」と考えたりもしました。

しかしそれでは事業者としては傲慢で全く足りていませんでした。せっかく貴重な経験をしたのに、じゃあ「もっとこうしたい」っていう目標はある?と改めて聞かれると、全く浮かんでこなかったんです。

知らず知らずのうちに忙しさにかまけて、自分の範囲の外にある、未知で魅力的な世界を知ろうとしなかったのかもしれません。同じ仕事をするにしても「自分が何をやりたいか」を考えながら日々のタスクに向き合うのと、漠然と右から左にこなすような仕事とでは、楽しさも自分の成長度合いも違ってきます。

振り振り返ってみて今の心の中に落ちてきた目標は「デザインの力がお客様の事業に役立つことを証明したい」でした。

作り上げるイメージ、添える言葉、フォントや配色、デザインと呼ばれるこれら多種多様な要素を一つ一つ組み合わせて、表現したいイメージを構築する。

事業にとってデザインはコミュニケーションツールであり、売れるための武器です。僕は WEBが専門ですが、WEBクリエイターを極めたいと思ったことはありません。グラフィックだって文章だって同じくらい大切な要素。それらを求めるイメージに合わせて組み合わせて、最後にお客様の「アハ!」と驚く顔を見ること。この瞬間が好きなんです。