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仕事が集まると「ビジネス」になる

noteを始めるにあたって、いくつかメモ(整理)を残しておきたいと思います。このnoteは「自分のビジネス(仕事)をソーシャルメディアの世界で整理をしておく事」を目的としたものです。前回までに「ソーシャルメディア」と「仕事」についてメモしてみました。

ソーシャルメディアについては、noteを(で)書く理由としてメモしました。

「仕事」については「ビジネス」とは別の概念で思考してみました。

今回は「ビジネス」についてメモしておこうと思います。ただし概念的に思考するのは面白みにかけるかもしれませんので、今回は少しこれからの展開を交えたいと思います。

「仕事」と「ビジネス」の整理

このnoteでは「仕事」という言葉を前回考察した下記の意味で使います。

「役割を発見し、行動を起こすことで、価値を生み続けること」
「役割を発見し、行動を起こすことで、価値を問い続けること」

一般にビジネスという単語は、仕事、業務、商売、商取引、商業活動、経済活動などの意味で使われています。

このnoteでは「ビジネス」という言葉を主に

「ある主体が特定の目的をもって活動する事」
あるいは
「目的をもって活動する主体の一連の行動全体」

として使うことにします。

「仕事」は個人を主軸とする言葉として、「ビジネス」はある主体(チーム単位、部署単位、法人単位など)を主軸とする言葉として一応整理しておきます。

個人の「仕事」と会社の「ビジネス」

いったん「ビジネス」の単位を会社にして話を進めてみます。
会社を運営するうえで「ミッション」「ビジョン」「コアバリュー」を決める事は、重要なことの一つです。ではなぜこれらを決めることが大事なのでしょう。私の理解では、会社も社会の中で機能するプレーヤーです。社会に必要とされる機能を持たなければ、存在が許されません。そこが自然人である人間と法人の違いなのだと思います。

法人である会社は自ら社会に与える機能を宣言する事が求められます。「我が社は×××という機能を社会に提供します!」というように。

この社会に対して担う機能(役割)が「ミッション」なのだと思います。そしてそのその機能を提供するための行動指針が「ビジョン」なのだと思います。「コアバリュー」はこうした機能を持つ組織を支える価値観になります。

「ビジネス」が社会に対して「ミッション」「ビジョン」「コアバリュー」を宣言することと理解すると、前述で定義した「ある主体が特定の目的をもって活動する事」あるいは「目的をもって活動する主体の一連の行動全体」事とも整合します。

「仕事」と「ビジネス」の違いをもう一度考えると、自分という単位の「仕事」、自分を含む法人やチームという単位の「ビジネス」とでは、機能する対象の違いと考えることも出来ます。

一方で「仕事」の定義が「役割を発見し、行動を起こすことで、価値を生み続けること」とすると、「仕事」と「ビジネス」は下記のように実は同じ構造となっていることに気が付きます。

「ミッション」=役割
「ビジョン」=行動
「コアバリュー」=価値

「仕事」が先か「ビジネス」が先か

「仕事」をする(出来る)人がいて「ビジネス」するチームが出来上がるのか、「ビジネス」をするチームがいて「仕事」をする人が必要とされるのか。皆さんの感覚はどちらに近いでしょう?

目的的志向だと後者のアプローチがしっくりきます。定義からしても「ビジネス」は目的ありきです。「仕事」は「ビジネス」の持つ目的達成のために自らの役割を発見することから始まります。従前の働き方はまさにこの流れです。

一方「仕事」からスタートすると最初は目的がありません。個人の役割をどのように発見していくのかの模索から始まります。役割を発見することで「仕事」が「ビジネス」化していきます。フリーランスや起業家はこちらかもしれません。また企業に属していてもやがてこのような働き方が優位になるかもしれません。好きなことを仕事にする人が増えているように感じますが、まさに「仕事」の「ビジネス化」です。

「仕事」からスタートするという事は「価値生み続ける」を重視します。「ビジネス」からスタートするという事は「ミッション達成(成果)」を重視します。

「仕事」が集まると「ビジネス」になる

「仕事」とは「役割を発見し、行動を起こすことで、価値を生み続けること」です。まずは得意な役割を見つけねければなりません。そしてこの役割は人と違う役割であればあるほど価値が高まります。「自分にしかできない事」が仕事になることが理想です。こうしたそれぞれの役割が機能的に集まってくると、目的をもって行動できるようになります。つまり「ビジネス」になります。

「ビジネス」は「仕事」の集まり。役割を持った「仕事」が多く集まれば、「ビジネス」はミッション達成に近づきます。

星空ビジネス(最後に)

私が所属するビクセンは

ミッション=自然科学応援企業
ビジョン=星を見せる会社
コアバリュー=価値の多様性

これらを社会に宣言しています。

天体望遠鏡メーカーですが、「モノづくり」「コトづくり」を両面で追及しています。

このnoteで実現したいことは「自分のビジネス(仕事)をソーシャルメディアの世界で整理をしておく事」ですが、それはつまり

「自分の役割を「星空ビジネスの確立」と定め、ソーシャルメディアで体系的に発信していく事」でもあります。

「仕事」「ビジネス」「ソーシャルメディア」について自分なりに整理してきたので、そろそろ「星空ビジネス」もテーマの一つとして書き連ねていこうと思います。

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