それぞれの日本の原風景
日本の原風景と言われてみなさんはどんな風景を思い浮かべるでしょうか?
真っ直ぐ続く田んぼのあぜ道、オレンジに染まった夕暮れの棚田、小さな鳥居の神社のある里山の風景。子どもの頃に祖父を訪ねた田舎の景色。10人いたら10通りのきっとそれぞれの原風景があるんだと思う。
週末に山梨県にある梅之木遺跡というところに行って、知り合いの縄文人に会ってきました。彼はここで一から竪穴住居を作っていて、今はもう何棟目かの竪穴住居建築に勤しんでいる。最初に会った頃も縄文ぽい人だなと思っていたけど、今ではすっかり世俗を離れた風も漂わせている。
ちょうど火をつけるタイミングに伺ったので、そのあたりは動画にしてyoutubeにあげているのでぜひ見てください。なかなかアガる動画になっています。
少し俯瞰してみると、梅之木遺跡は甲斐駒ケ岳を望む場所に立地している。ここは現代でも縄文でも一等地だ。住居の中心にある炉で火を焚くといくつかある竪穴住居から煙が立ち上る。この景色を見て、僕は思う。
これもやはり日本の原風景なんだろうと。
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