菅義偉をもうー度総理大臣にしよう

令和4年11月18日

千葉工業大学特別教授の石橋文登は現首相岸田文雄について「政権発足後一年を越えたいまも、めぼしい実績はない」と厳しく切り捨てている(月刊「Hanada 」12月号55頁)。多くの国民が実感として同意しているところであろう。親中派の林芳正に引きずられて何の決断も下せないまま黄金の3年間をゴルフ三昧で過ごそうという心構えかと嫌味の1つも言いたくなる程である。

このままでは日本は沈没してしまう。多くの政治評論家も深刻な危機感を抱いている。そこで産経新聞の上席論説委員の乾正人は、高市早苗が菅前総理の再登板を口説け、と提案している(月刊「Hanada 」12月号46頁)。

小生、安倍晋三に対する菅義偉の弔辞内容を読んで、これ程安倍晋三の卓越した能力を理解し愛していた男はいないと改めて感動した。現在の高級官僚の中にもこれ程の弔辞を書ける者は居ないであろう。わずか1年の首相在任期間ではあったが、総裁選の公約に掲げ た政策を全て実現した実行力は並外れたものであり、現在の自由民主党の中では唯一安倍晋三の後継者たり得る実力者であると言わざるを得ない。

総理候補の1人と言われる河野太郎は無責任なポピュリストに過ぎず、父親の河野洋平氏同様の危うさがある。反日マスコミに迎合し、何をしでかすかわからないという不安が常につきまとう。他の候補者の茂木敏充も林芳正も基本的には利権追求型政治家であり、親中派として日本を裏切る可能性が高い。これら3人は、日本の総理大臣としての資格は全く無いと言うべきであろう。むしろ総理大臣にしてはならない人物と思うべきである。

先の乾正人は高市早苗に菅義偉を口説けと叫ぶが、高市早苗だけでは力不足である。下村博文、萩生田光一、世耕弘成、西村康稔らも一緒になって菅義偉の再起を口説く必要がある。そうしなければ菅義偉は動かない。

菅義偉は小生より5歳年下である。そのこともあって決して高齢とは感じない。トランプやバイデンは2年先の大統領選に強い意欲を示している。世界の人間の運命を握っている米国大統領職に再び果敢に挑もうとしているのである。これを見ても日本の総理として、菅義偉が「高齢」であるわけがない。

弔辞の中で「天はなぜ、よりにもよって・・・生命を失ってはならない人から、生命を召し挙げてしまったのか」と嘆く菅義偉よ!!嘆いている場合ではなかろう。

天は貴兄が再び日本の宰相として存分に働いてくれることを望んでいるのだ。その天命を受諾して欲しい。安倍派を率いて保守の岩盤を固めるべし。そうすれ麻生派も二階派も必ず付いて来る。安倍晋三の播いた種を育てるのはあなた以外に有り得ない。そしてあなたの後は小野寺五典に引き継いで欲しい。尤もその時は岸田派ではなく、小野寺派になっていなければならないが。








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