ブロガー藤原かずえさんの論文内容について(1)

昨19日に小生は月刊「Hanada 」11月号に掲載の藤原かずえさんの論文を一読することをお勧めします、と書いたのであるが、1000円弱の本代を勿体ないと考える方もいることだろうから、その内容の概略をここで紹介することにします。何故ならば余りにも愉快な論文だからです。内容の順序を尊重して記述の順に要約します。
1. 日本社会はマスメディアの論点操作にまんまと騙され、まるで暗殺事件な どなかったかのように、旧統一教会と自民党をめぐる問題に終始してい る。
2. 日本のマスメディアは旧統一教会をカルトと認定した上で、連日、旧統一 教会と自民党議員の接点を追求し、その中心に安倍晋三がいるとの疑惑を 報道している。
3. 心理学者のマーガレット・シンガーはカルトの定義として「マインド・コ ントロールのテクニックを使って信者を勧誘し、態度を変容させ、食いも のにする組織」とその著書で書いている。
4. マインド・コントロールとは学術的には「洗脳」と呼ばれる強制的な説得 術のことで、対象者に対し自身が操作・支配されていることに気付かせな い。
5. カルトは宗教の教団であるとは限らない。
6. 安倍政権が旧統一教会の霊感商法に与(くみ)した客観的証拠はない。
7. 第二次安倍政権以降、旧統一教会による霊感商法の件数と被害金額は激減 している。
8. 日本のマスメディアは旧統一教会問題を日本の大問題であるかのように歪 曲報道して、安倍氏と自民党を貶(おとし)めている。
9. 日本のマスメディアはこの30年ほど、旧統一教会のことなど全く気にも留 めず黙認してきた。
10.旧統一教会問題は、マスメディアが安倍晋三と自民党を貶(おとし)めるた めに偽造した危機である。
11.反アベを共通のイデオロギーとする「アベガー」は根拠曖昧に旧統一教 会を悪魔化し、根拠曖昧に旧統一教会と自民党議員との接点を問題視し、 根拠曖昧に安倍晋三がその中心にいるとする疑惑を拡散し、安倍晋三の国 葬に反対している。
12.上記の現象は第二次世界大戦後の米国での「マッカーシズム」を彷彿さ せる魔女狩りである。
13.それは又、旧統一教会の悪名を悪用する「私的権力による特定政党に対 する政治弾圧」である。
14.ワイドショーの視聴者はマスメディアと「アベガー教」の熱烈な信者の マインド・コントロールにまんまと引っかかって「アベガー教」を信じる ようになり、安倍晋三と自民党議員に嫌悪感を持つことになる。
15.マスメディアを頂点に数千万人の規模で存在するアベガー教団こそ、旧 統一教会など足元にも及ばない巨大カルトであり、一般国民が食いもの にされている。 (今日はここまで)


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