チーズはどこへ消えた?歯を失わないために
名著「チーズはどこへ消えた」はたったP94ページなのに読み終わったら、間違いなく人生変わる本ですね。
簡単に物語の内容を説明すると、ネズミのスカリーとスニッフ、小人のヘムとホーが迷路の中でチーズを探しながら暮らしているお話です。
この本のなかで理解してほしいのは
①チーズは家、お金、健康、歯などの資産、またなりたい自分などの象徴
②迷路は転職、ビジネス、副業、歯医者に行くなどの日常での困難の象徴
この2つをしっかり理解しておくと内容が理解しやすく面白いです。
物語は
ある日、2匹のネズミと2人の小人がチーズステーションCでたくさんのチーズを発見します。
毎日そこに通い、幸せに暮らしました。小人のヘムとホーはその環境に大満足して、ずっとここにいたいと思うようになりました。
しかし、チーズを毎日食べていくうちに、当然チーズはなくなっていってしまったのです。
そして、とうとうチーズステーションCのチーズが底を尽きてしまいました。
慢心状態のヘムとホーは不安になりつつもなんとかなるさと思っていました。
一方でネズミのスカリーとスニッフはすぐさま新しいチーズを探しに迷路にでました。
ネズミなので考えることなく、飛び出しました。
小人のヘムとホーはチーズがなくなったことにショックを受けました。
でも、待っていればチーズは現れるだろう、、迷路は危険だろうし、新しいチーズが見つかるとも限らない、ここは安全だし、ずっとここにいよう。と行動するのを制限してしまったのです。
それは人間だから。
考える生き物だから。
悩む生き物だから
変化が嫌いだから。
ここでの学びは、まずチーズにしがみつくのではなく、変化に対応しなければならないということ。人間は今の幸せが続くと根拠もなく思っています。どんな幸せでもそれがあたりまえだと思ってはいけません。
たとえば、風邪で寝込んだ時など、はじめて体の大切さに気づくと思います。
歯もおなじです。
年寄りたちは、歯がなくなってはじめて、歯の大切さに気づき、若いころから歯を大切にしておけばよかったと後悔しているのです。
人間であるヘムとホーもチーズがいつまでもあると勘違いして、幸せなのはあたりまえだと慢心しているから現状に気づけないのです。
気づけないから、迷路はどうせ危険だ、チーズは見つからないさ、とか理由をつけて、行動できなくなるのです。
それは恐怖心の強い人間だから。
自分が健康であること、歯があること、仕事が楽しくできていること、当たりまえではないことを認識しましょう。その今の幸せにしがみつくのではなく、変化に合わせて行動することで新しい(チーズ)幸せを獲得できるのです。
現状維持は退化するのと同じです。
物語のつづき
2人の小人のうちのホーはこのままではだめだ、と気づき新しいチーズを探しに行こうとします。しかし、ヘムは逆にここがいいと居座ります。
しかし、ホーの頭のなかではある感情が芽生えます。
・迷路で迷うかも
・チーズが見つからないかもしれない
恐怖に近い感情が湧き上がってきました。
そこで、ホーはもし恐怖がなかったら?と考えました。
自分を客観的に見ることで、ネガティブな考えから、ポジティブな考えに変化させてみたのです。
すると気分は明るくなり、失ったチーズや安全な場所のことではなく、これからのチャレンジ、あたらしく見つけるチーズのことをワクワク考えるようになったのです。
いつしか恐怖心はなくなり、あたらしい方向に進むことができるようになりました。
ここでの教えは、やるかやらないか迷った時、まず恐怖がなかったら?と考えることです。
あたらしいことをはじめるのっていろいろ不安ですよね?
・ブラック企業で働いているけど、転職先が不安
・あたらしいビジネスや副業をはじめたいけど時間がないから無理
・歯医者に行きたいけど痛そうだから、またにしよう
いろいろ理由をつけて行動しないのは結局あなたの心の中の
「恐怖」
こいつのせいで動き出せないだけなのです。
ネズミのスニフとスカリーは頭が悪いけど、その分恐怖がないので簡単に行動できたのです。なぜならネズミは恐怖というものを感じられないからです。
人間も恐怖心がなかったら、かならずやりたいこと、やるべきことを考えることなく、悩むことなく、すぐ行動できるようになります。
物語では
迷路を進んでいるホーはなんと新しいチーズステーションNを発見し、大量のチーズを発見することができました。
ホーはいつまでも待っていたら餓死すると、危機感を感じ、迷路に飛び込んでから、自分の今までの慢心さを自覚したのでした。そして、あたらしい楽園を発見し、変化に合わすこと、行動することの大切さを確信したのでした。
あなたの現在の生活はどうですか?
ぼくは1年前を振り返って、漫然とした幸せがあるだけでした。
歯医者だし、それなりの収入もある、結婚して子どもも3人いる、週末には家族で出かけ、たまに旅行に行く。
それでいいのでは?
と思うかもしれません。
ただ、仕事していつも疲れて、ご飯食べて寝る、その繰り返しで歳を取る。
そんな安逸な一生に疑問を感じました。
本当は新しいことをやってみたい、健康的な体を手に入れたい。と感じていました。
そんな時にこの本と出会い、音声アプリhimalayaと出会いました。
現在ではランキングも上位になり、歯の健康について楽しくラジオ放送をしています。発信するにつれて、自分の健康面やメンタル面も見直すようになり、健康でポジティブな毎日を手に入れることができて今はとても満足しています。
ぼくにとってもSNSをやることは迷路に入るようなものでした。
あたらしい挑戦は恐怖を乗り越えることでもありました。
こんなに忙しい毎日なのにできるのか?
だれも聞いてくれないのでは?
一抹の不安もありましたが挑戦しているうちに、誰かの役に立っている。フォロワーさんたちが応援してくれる。いろんな人たちを知り合えることなど本当に楽しいことばかりでした。
恐怖を感じているということは、あなたの心の中でやりたいことがある証拠です。
挑戦したい気持ちがある証拠です。
ぼくは過去の自分に一度きりの人生、やりたいこやらないともったいないぞ。と本気で言えます。
あなたの中でやりたいと思っていることで、いろいろ理由をつけてやってないことありませんか?小さなことでもいいのです。こころの中の「恐怖」手放し迷路に飛び込んでみてはどうでしょうか?
まとめ
1.今までの自らの慢心さを自覚する
2.現状にしがみつかず変化に対応する
3.もし、恐怖がなかったら?と考えてみる
ぼくの記事は無料です。有益だと思っていただいたらサポートいただけますと嬉しいのね。当院では月に1度来院したこどもたちに歯ブラシを配っていて、サポート収益はその購入代金に全額あてているよ。お母さんもとても喜んでいるし、それを心待ちにしている子どもたちもたくさんいるのね。