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ピクコンで遊ぶ

ニコンのクリエイティブピクチャーコントロールに「バイナリー」というものがある。
ピクチャーコントロールとはキヤノンのピクチャースタイル、フジのフィルムシミュレーションといった現像モードのことで、クリエイティブは「色合いや階調、彩度などを細やかに作りこんだ多彩な効果により、さまざまな雰囲気を表現して撮影できます。画像上のスライダーを動かすと、それぞれの効果を試せます。」だそうだ。
で、その「バイナリー」だが「ディテールが省略された、主役が引き立つ力強い描写に。ほぼ2階調の、パキッとしたモノクローム画像を撮影できます。白と黒だけの世界をより強く、個性的に演出できます。」とのこと。

個性的過ぎて使いどころがわからない。という以前にもはや写真ではないw

去年撮ったはらみかさんの写真をサンプルに実験してみた。
カメラはNikon Z 6 + Z26mm F2.8

トップ画像はモノクロ(グリーンフィルター)で撮っていたものだが「バイナリー」ではこうなる。

バイナリー100%

「バイナリー」の言葉通り白と黒の二色、灰色なんて色は存在しない。白トビ黒つぶれなんて概念は存在しない。
これと比べれば高コントラストでかっこいい系に向くと言われる「グラファイト」ですらかわいい現像に見える。

グラファイト100%

「画像上のスライダーを動かすと、それぞれの効果を試せます。」ということなので、適用量を50%くらいなら写真として成り立つのではないか思いやってみた。モノクロも50%となり色がのってしまうので彩度も最低に。

バイナリー50%

なんか適用量を調整することでイメージを合わせられる気がしてきた。
ついでに彩度を下げずに上げたバターンもやってみた?!
モノクロ用ピクコンをカラーにするのは初めて。
不思議な世界が現れた。

バイナリー50%

飛び道具として使うのはありかな?
皆さまはどのレタッチがお好みでしょうか?!

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