この恐怖はなに？
透明な行為
こんにちは。
上野のハッテン場を見て凄まじい気分になりました。
でも誰かが誰かを求める選別の眼差しが、その丘の奥の外灯の麓におけるその近接視点では互いにおそらく
繊細な陰影を持った像と形態であるだろうに、丘への階段を登っていないこちら側からはまったく影としてシルエットがうつっているというのは、見方によってはなんだかとてもロマンチックなことですな。
うそです。
凄まじいか。
エリア内に（丘の上に）足を踏み入れ、友人と私は、大きな円状になっているそのハッテン場の入り口であるベンチに腰掛けた。
「ここに居るだけなら大丈夫。あの茂みの奥が本当のハッテン場だから。」
「なるほど。」
友人は最近、ライターと共にこの地へ足を運んだらしい。
女装した男性（と呼んでいいのか？、）と、スーツを着た男性（男性である）が、円状のベンチの、ちょうど私たちが5時の位置だとしたら2時の位置に歩いてきて、何事かを話し合っていた。その声は聞こえなかった。しばらくして2人は12時の位置の『茂み』の入り口へ向かって並んで歩いて行った。私と友人はベンチから動かず、視線だけで、茂みに彼らが吸い込まれるのを見届けた。彼らはおそらくそこで、、書くまでもないが、性行為を始めたのだろう。透明な性行為、、、あるいは透明化された性行為。体は不透明な質量を持ったものなのに、当事者でない私がその闇を見る時、彼らの姿はどうしても透明になっている。
「そうだ、プレゼント渡すの忘れてた」
友人が言ってポケットから小さなジップロックを取り出した。
ドキッとした。
そこには小さな葉が数枚入っていた。
しかしそれは白っぽく、乾燥してうねっていた。
「何これ？」
「セージだよ」
彼はライターでその葉に火をつけようとした。しかし風が吹いているせいでうまく火がつかず、風除けの手の平が必要だとわかった。彼は手を２しか持っていないので、私がセージの葉を持って、彼が左手で風除けの手の平のポーズをとり、右手でライターを点けた。甘い匂いがした。
ついでに、ベンチの足元に散らばっている落ち葉を拾って燃やした。セージよりもカラッとした乾燥の匂いがした。
上野にはたくさんの樹が植えられていて、生えていて、たくさんの葉が繁る。そしてその下には季節を問わずたくさんの葉が落ちている。
皆におすすめしたい、“孤独Instagram”
地青い空間で木の葉が咲き乱れゅ。。。
長い前方のリボンを褒めてくれるみんながいた。長い前方のリボンが緩くなったら結ぶところを誰かに見られてはいけないような気かする。なんとなくそんな気がする。喫煙所に長いこといると、今日の午後は風が強く、来る人来る人みんなライターを何度もかちかすぐちと鳴らしている。血が冷たい。今晩はキッチンで、良い姿勢でお酒を飲もうと決めよう。決めました
クラクラしてしまうっ
勿体無い！クラクラしてきてしまうっ
気にせず独り言できるから楽。おすすめ！
もっと優しくなりたい！
優しい人になりたいんじゃなくて、優しくできる人になりたい…
で、この恐怖はなに？！
告白しますと、私はここ数週間とある恐怖に怯えています。それは、首の皮がプツッと破れて血がブシャーと噴き出してくる恐怖。。
幸いにも、制作で使う養生テープが部屋にあるので、どうしてもファンデ眠れない時はそれを首に貼って横になるとちゃんと眠れます。（キモ！）
でもちょっと面倒だし、これは何かの病気なの？って自分で思うと辛い。。
始まりは電車の座席で仰向けに眠っている時にガクンと首が落ちる時の皮膚の張り感に対する恐怖だったんだが、なぜかいつの間にかその恐怖指数が拡張されて少しでも首の皮膚が伸びている感覚がするとダメなようになってしまった。
枕が硬いせいかもしれない。寝転がっている時に枕との空白で首が突っ張る感じがするともうダメで、手で確認したり寝返りを打ったりするけど、、
今日は上映の席に座ってじっとしているのもきつかった。どうしたらいいんだ？
思い当たる節がないわけではなく、
漫画版『風の谷のナウシカ』のミラルパの回想シーンで、寿命に逆らおうと延命措置を繰り返していたミラルパの父親が血が噴出しながら死んでいくシーンが結構恐怖のイメージに似ている。読んだ時けっこうショッキングだったのを覚えているので、もしかしてそのせいか？とも思い出した。
でも私がそれを読んだのははるか昔の小学生の頃なので、初読当時にどれほどショックだったとしても、大人になった今更意識に出てきてトラウマ化したのだと結論づけるのはちょっと難しい。
血が出るのが怖い。破れる感覚が怖い。
首をよじって、手で撫でて怖さに抵抗する。
21世紀なのに。
みなさんの中に、こういう、ちょっと困るけど病院に行くほどでもないけどちょっと困るなあ、みたいな恐怖症がある人はいませんか？いたら声をかけてほしい。どうしたらいいか話し合おう。。
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