なんでnoteを始めたんだっけ。

初めての記事の日付を見ると、あの時の自分をすぐに思い出せる。
私はすごく悩んでいて、その悩みの理由はデザイナーになれないことだった。

デザイナーになるために会社に入ったのに、いつになったらなれるのか、ずっとわからなかった。教えてもらえなかった。
夢が叶わないかもしれないと思ったら、いてもたってもいられなかった。

何かを書いたり、作ったりする人になりたかった。その中で洋服を選んで専門学校に入った。デザイナー採用をもらって、夢を叶えたつもりだったのに。私はずっと販売員だった。

その時のブームはコラムを読むことで、書けそうな気がしてnoteを見つけて勢いで書いたのがきっかけだった。
単純な動機だけど、書き終わると頭がスッキリした。それは今でもそうだ。

私の特技は「何かの影響を受けること」と言っても過言じゃない。面白い、と思ったらひたひたのお浸し状態に陥る。
浸り方が正気の沙汰じゃない。そして飽きも早い。自分でもビビる。

毎朝コーンフレークを食べていたのに、ある日突然「なんで毎日食べてたんだろう?」とか言い出して飲み込めなくなる。親もびっくりだ。誰も食べないから大量にコーンフレークが余ったりした。昔からこんな感じだった。(例えがしょうもない)

そんな私がnoteを続けている。
旅の記録、好きなこと、販売員のこと。責任の持てるクオリティの記録を残すのにとても最適だから続いてる。気に入らない記事は消したり、整理したりもしたけど、なんだかんだ始めてから2年もたった。

何かの本で、「クリエイティブとはインプットとアウトプットを続けること」みたいな文を読んだ。冷静になれば当たり前なことではあるんだけど、ふと思い出して妙に納得したりする。
そういえば私は昔から、お浸し状態期間が終わると何か記録に残したくなるのだ。
それはnoteであったり、Twitterであったり、instagramであったり、友達に話すでもいい。

それこそインプットとアウトプットで、これを繰り返していくことが多分好きなんだと思う。
これが好きだから、何かを作る人を目指したんだと思う。

今こそ夢だったデザイナーになれて、好きなことを仕事にできてほんとうに幸せだ。

だけど今は、例のアレのせいでガラっと世界が変わってしまった。洋服は売れないし、そのせいで自分の企画がたくさん潰れた。
在宅勤務じゃ出来ないことも多くて仕事が進まないし、ついに自宅待機になってしまった。

その間さまざまなお浸し期間を経て、何かを生み出すことをすっかりサボった。サボり続けて、わたしは今日、突然決めた。

明日から飽きるまで、1日1記事以上、note書こうっと。


飽きるまで、というキーワードが自分に甘過ぎることを表しているけど、ゆとり世代だから許してほしい。(今24歳)

それでは明日から始めます。
いろんなこと、飽きるまで、書きます。

#日記 #エッセイ #クリエイティブ #デザイナー

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