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Herrmann と私の『クレム.ド.ラ. クレム』

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快晴。穏やかなアンコーナの海。

ビーチバーで朝食をテイクアウトしてひと泳ぎ。アーモンドクリームクロワッサンと冷たいミルクのカフェラテ(イタリアはミルクが温めたものか冷たいものが選べる)

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ビーチを移動してHerrmann 課題図書村上春樹の「一人称単数」を読み始める。

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"クリーム"のなかの一節。

「クリームの中のクリーム、とびっきりの最良のもと言う意味や。人生の一番大事なエッセンス-それが『クレム.ド.ラ.クレム』なんや‥…」

Herrmann と私にとっての大事なエッセンスはキャンプ休暇かもしれない。

二人の夏のキャンプは23年目だ。

青森のねぶた祭りが始まりで今でも気に入ってその時のねぶた祭りタオルを使っている。

日本で使っていたテントでコルシカ島でキャンプのキャンプも楽しんだ。

今はキャンピングカーでの快適な大人キャンプを楽しんでいる。

キャンプカーでは素朴なキャンプ場が一番である。なぜならばキャンプカーのなかに全てのお気に入りが詰まっている(鍋、食器、食材、飲み物、布団と枕など)のでそれ以上いらない。

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キャンピングの場所も二人で一致しなければ、終始険悪ムードキャンプになってしまう。

それすらも楽しめるようになった現在、『クレム.ド.ラ.クレム』が最上のクリームならば私たちのクリームも良い仕上がりになっているのではないだろうか。

時には焼き過ぎたり、ハーブやリキュールの入れすぎで苦味が強くなるかもしれないが、それもまた私たちのクリームなのだろう。

最近は時間が飛ぶように過ぎていくが、この儚い時間を思いやりを持って過ごしたいものだ。

それでは私の大好きなエビやタコを昼食にそれらがが苦手なHerrmann と一緒に食べようと思う。

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Herrmann と海

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アンコーナ

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